気の向くままに

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安倍トランプ会談は正しかった

2016-12-05 17:49:30 | 日記

 1971年7月、パキスタンに滞在していたキッシンジャー米大統領補佐官は、「おなかをこわして」休養することになった。記者たちの前から姿を消した2日間、実は国交のない中国の北京に飛び、周恩来首相と会談していた。

 ▼10月には、さらに突っ込んだ話し合いが行われ、米側は台湾問題で、中国側の主張を受け入れる。米国は台湾が中国の一部だとする「一つの中国」の原則に反対しない。2人の合意は、翌年のニクソン大統領の「電撃訪中」で発表された、「上海コミュニケ」に盛り込まれた。

 ▼その後も、キッシンジャー氏の親中ぶりは際だっている。習近平国家主席は2日には、そんな「大切な友人」と北京で会談し、笑顔で握手を交わした。同じ日に飛び込んできたのが、トランプ次期米大統領と台湾の蔡英文総統の電話協議という、衝撃的なニュースだった。

 ▼トランプ氏は、交流サイトのツイッターで、独立志向の強い蔡氏をあえて「プレジデント」と呼んでいる。歴代大統領が避けてきた、国家元首を意味する呼称である。中国が神経をとがらせる、台湾への武器輸出にも言及した。

 ▼「対立ではなく協力から始めよ」。キッシンジャー氏は当選後のトランプ氏に対して、対中政策についてアドバイスしている。そう聞かされていた中国政府は、トランプ氏から見舞われた先制パンチに戸惑うばかりであろう。

 ▼今なおキッシンジャー氏の影響下にある、米国の対中融和政策が変わるきっかけになるのか。トランプ氏の次の一手はまったく見えない。今後も国際社会は、予想不能の言動に振り回されていくのだろう。その意味でも、いち早くトランプ氏を観察する機会を持った安倍晋三首相の判断は、正しかったといえる。

2016.12.【産経抄】

 

 

パシフィックセンチュリープレイスイルミネーション(東京)

有楽町マリオン ウィンターイルミネーション 2016

仙台の冬の風物詩。「未来へつなげる愛の光!」をテーマに、定禅寺通のケヤキ160本が星降るような約60万球の美しいイルミネーションで光り輝く

 

<👀も>

 ※当日は、太極拳の練習ではなく、忘年会ですよ。(足腰の負担は少ない筈)

 なあ~ンか、言われているみたい。 



 yahoo japan とfirefoxで協会のhpを検索したけど、両方ともヒットしなかった。