神奈川県川崎市のセレクトショップAmie(エイミー)の代表が綴る徒然日記です。

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祖母(遺影)と母と私で香川県へ。

2025-02-23 20:30:00 | 香川県
祖母の遺影と共に母と香川県へ2泊3日で行きました。今回の目的は、いくつもありました。

①祖母が願っていた故郷の香川県へ一緒に行く
②祖父の仏壇に手を合わせる
③祖母の実家の仏壇に手を合わせる
④祖父のお墓に手を合わせる
⑤祖母の実家のお墓と昨年12月に亡くなった祖母の弟のお墓で手を合わせる
祖母の弟の仏壇に手を合わせる
⑦祖父の弟夫妻に挨拶に行く
母のいとこに会う
⑨讃岐うどんを食べる
⑩文旦やザボン、ヒャッカ、しょうゆ豆など香川県の思い出の味を買って帰る

JALで羽田から高松へ。


JALには予約の段階で、遺影を持ち込むことを連絡しておき、ご丁寧な対応をしていただきました。母に遺影を持ってもらって記念写真。おばあちゃん、行こう!


本当は、おばあちゃんも一緒に行きたかったよね。香川県在住のある人に◯年前、「もう二度と会わないと思いますけれど、〜〜〜。」って冷酷な言葉を言われたときは悔しかったよね。おばあちゃんは「何度でも行ってやる」って言う気性だったから私は救われたけれど、本当にあれが最後になってしまったね。私は人の心をえぐるような言葉を放った人のことを忘れない(忘れることはできない)し、天つばだと思うから、きっとその人には何かしらあると思うわ。


羽田から高松は飛行機だと1時間25分ほど。短距離の国内線は眠る間もないほど、一瞬で着きますよね。


奥に見える「さぬき」の文字。おばあちゃん、帰ってきたよ。


予約していたトヨタレンタカーで車を借りました。そのときに頂いたしょうゆ豆とヤドンのうどん☟です。ちなみに、「ヤドン」とはポケモンのキャラクターです。何年かぶりに香川県に行ったら、このヤドンのうどんを売り出しているのか、色々なところで見ました。この日は、ミッションの①②③と⑧の一部を果たしました。


翌日、ビジネスホテルのサービス朝食をいただきました。香川県ではうどんがたいてい朝食ブッフェにもあります。映えを気にせず、食べられるだけとりましたが、ホテル側はもっと種類を用意してくださっています。


部屋に戻って横になりました。突然終わってしまった介護生活。まさかあの日に祖母が亡くなるとは思っていなかったので、一気に糸が切れてしまった私。人生の半分以上を祖母と共に暮らしていました。一緒に住んでいた家族が自宅で亡くなり、突然いなくなることは今回が初めてです。さらに介護が始まってからは、より一層一緒にいる時間が増えて、あの時の顔、あの時の表情、行動、体の重みや体温、祖母らしさ、すべて鮮明に覚えています。そして何より最期、息を引き取るときの祖母の顔や状態が頭から離れません。

このような状況のとき、多くの人が経験するようなごく一般的な反応で、実はあまり体調がよくありません。この後、母も私もお昼ごろまで寝ていました。


そして、お昼過ぎてから動き出した母と私。そんな2日目は④⑤⑥を達成。夜に母のいとこの家で、温かい紅茶を淹れてもらって、母のいとこの子どもたちと喋って、少し元気になりました。祖母のことや介護のこと、祖母の病気や死について話すとまだ辛いので、ここでは全く異なる話をして、気が楽でした。


さらに最終日の3日目。母のいとこからの激励。農協やスーパーでヒャッカやザボン、文旦を探しましたが売っておらず落胆していたところに祖父の弟夫妻たちからのプレゼント。祖父の弟夫妻が育てているヒャッカや文旦をもらいました。祖父の弟夫妻の家にあがらしてもらって、少し喋って空港へ向かいました。文旦とスイセンは帰宅してすぐに祖母にお供えしました。ヒャッカは母が帰って早速アク抜きしていました。


高松空港に向かう際、冷やしのぶっかけうどんを食べました。おばあちゃん、うどん、大好きだったよね。介護生活になってから、嚥下機能の関係で麺類は誤嚥しやすく、ほとんど食べさせてあげることができませんでした。今は、好きなだけ食べられているかな。


レンタカーを返して高松空港へ。今回、行く前から香川県に行くことがものすごく重くて、私が予約したにもかかわらず「行きたくないな」と思ってしまうほどでした。ある時から香川県のある場所に行くと、惨めな気持ちになったり、心が荒んだりするようになり、今回は祖母が亡くなってからまだあまり経っていないのもあって、体も気持ちも重かったです。でも、祖母が行きたがっていたのと、祖母の弟も亡くなって私もお世話になっていたので、手を合わせたい気持ちでなんとか乗り切りました。


香川県で過ごした思い出は、私にとってかけがえのない大切なもの。綺麗なままの記憶で残したい。祖父と祖母がいつも私たちをあたたかく迎えてくれていたから、楽しかった。だから、惨めな思いや屈辱を少しでも味わうことになる場所には、当面、足を運ぶことはないような気がします。

それは、私もいつ死ぬかわからないし、わざわざお金をかけ、窮屈なことに時間も労力も費やさなくていいと思うからです。さらに、それを祖父も祖母も「好きにしたらええがな」と言ってくれると思うので。



そして今回は、祖父にも祖母にも悪いけれど、早く帰りたかった・・・。いつもは夜便を選ぶのですが、今回はちょうど夕方と夜便の航空券代が高くて15時台の便に搭乗しました。


おばあちゃん、これで良かったかな?香川県への久しぶりの里帰り、堪能できた?一緒に帰ろうね。おばあちゃんのお骨は私たちと一緒だからね。

祖母がまだ頭がしっかりしていた時、私が祖母に「香川県と神奈川県、どちらのお墓に入りたいか」について聞いたことがあります。そしたら、「こっち(神奈川県)に慣れたから」と神奈川県を選びましたので、祖母は神奈川県に眠ります。


おばあちゃん、一緒に帰ろう!!!


機内でドリンクサービスを受けて、祖母と飲もうとしたら、


「おばあさまにもいかがですか?」と客室乗務員さんが言ってくださったので、祖母の分もいただきました。行きも帰りも言ってくださって、お気遣いが沁みました。


帰りの機内からの景色。母と「綺麗だね」「どこだろうね」と見ていました。






雲に隠れてはいましたが、富士山も見えました。おばあちゃん見えてる?


これにて、祖母と母との香川県への里帰りは無事に終えることができました。


長い文章にもかかわらず、ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。祖母が生きた証をこのブログに残せて、そしてコメント欄を開けているときはあたたかな言葉をかけていただいて、祖母の最期を看取るところまでがんばることができました。

このブログは、写真映えを気にすることもなく、いいねやフォロワーの数を気にすることもなく、さらに親戚や友人、知人にほとんど知らせていないため程よい距離感で交流ができ、居心地が大変よいです。

ちなみに、両親やきょうだいはこのブログを読んでいません。両親はブログへのアクセスの仕方がわかりませんし、きょうだいもあえて読んでいないそうです。なので、もしこのブログを読んだ私の家族、特に今回は母を知る方々は、ここに書いた内容について家族に連絡しないでいただけると有難いです。

母は母、私は私で、当たり前ですが人格も別ですし、物事の見方も異なります。祖母と母、祖母と私、母と私の関係性もそれぞれです。そして、このブログは、あくまで私が感じたことや心境です。私は綺麗事だけでは済まないのが人生だと思いますし、綺麗なことばかりを書くよりも「現実はこんな感じです」と書くほうが人間臭くていいかなとも思います。それにここに書いていることは、嘘偽りのない事実なので。


最後になりましたが、もう少し私の気持ちや生活が落ち着いたら、また以前のようにブログを更新したり、皆さまのブログを拝読したりしたいと思います。

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