金曜の夜を、ご機嫌で締めくくる。 . . . 本文を読む
東京都現代美術館にて開催されていた、カルティエ現代美術財団コレクション展の印象が、鑑賞後数日してもよみがえる。
その印象の輪郭は、
カルティエの選択らしく、ラインの美しいデザイン、に心地良く囲まれた体験であり、
それぞれが色とりどりのキャンディのようにカラフルで元気のいい、
というものなのだが、よくよく思いをこらしてみると、頭の芯、内臓の壁に届くような、ダイレクトで深いもの、でもある。
綺麗なだ . . . 本文を読む
土曜日、銀座なら人ごみを避けてエルメスビルで待ち合わせしようということに。
頭の中にまで入り込んでくる暑さを、軽く洗い流す企画があるから。
8階までエレベーターで上ると、さらに屋上まで上るようにと指示がある。
『天上のシェリー』西野 達 展。
6月2日(金)〜8月31日(木)
メゾンエルメス8階フォーラム
(東京都中央区銀座5−4−1 エルメスジャポン)
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「行きませんか」
と、元・同僚に誘われ、それまで全然知らなかったけど、興味をおぼえて行ってきました。
ローラン・プティ振付・牧阿佐美バレエ団、『ピンク・フロイド・バレエ』。
実は、モダンバレエの舞台鑑賞は初めてでした。
素っ気ない舞台のセットに、ダンサーの体に張りついた素っ気ない衣装・・・
表現力が全てで、またそれもクラシックとは違うダイナミックさと予測のつかなさに、とっても新鮮な印象を受けまし . . . 本文を読む
晴れた土曜日の午後、東京都現代美術館へ行ってきました・・・、イサム・ノグチ展を見に。
やわらかな白の和紙を使った提灯『AKARI』があちこちで見られるため、名前はとっても馴染み深かったのですが、こんなにたくさんの彼の彫刻をじかに見たのは初めて。
すてきでした。
現代美術館は、その思い切ったスペース――天井の高さと、ざっくり大きな展示室の広さ――が、深呼吸したくなるくらい魅力的。
そこに、彼の彫刻 . . . 本文を読む
写真家としてのブライアン・アダムスの写真集、American Women。
先日コンサートの際、パンフレットのレイアウトがあまりにもかっこよくて目が釘付けになりましたが、あれも本人製作だったのね・・・。
今、ほしいなあと考えています。
とっても女性達の表情が良いんだもの。
カルバン・クラインのドレスも、綺麗。
VOGUEでも紹介されてます!
(↑こちらでは、内容の一部がムービーで見られます。)
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いつも、お邪魔するたびに向学心と好奇心がわくわく・むくむく湧いてくる、とても素敵なTakさんのページ。
先日、こちらの記事、【勅撰和歌集の二人】(TBご参照!)と出会ったら・・・、
にわかに、和歌の美しさ、古語の色気に陶酔してしまい!
仲良しに、愛のメッセージ(!)として小野小町の一作を送ったら、彼女もその魅力に参ってしまい、
その日のワレワレのメールやり取りは、和歌 (もちろん引用) のみの応 . . . 本文を読む
原美術館にて開催中の、やなぎみわ展。
ううーん・・・思ったより重かったな。
「元・少女」、「老婆・予備軍」として、”オンナ”を考えさせられる展覧会でした。
「現・女」には、たいてい、夫なり恋人なり、良くも悪くも、対等な立場の「男性」との問題が、常に具体的に身近にありますが、
少女と老婆には、現在形でのその気配があまりない。
だからある意味ピュア、っていったら、なんだか語弊がありそうな気もするけれ . . . 本文を読む
今週中は、休暇でした。
日中お部屋で一人、好きなように過ごしていました。
幸せ。
夜は外に出かけたり、仲良しが訪ねてきてゴハンをつくっ(てもらっ)たり
昼間は、ひなたぼっこして本を読んだり、昼寝してみたり
ところで、そんな中広げている、実家からまたいくつか発掘してきた本のひとつが、なんとなく示唆的。
それは、懐かしい、河原温の展覧会のカタログ。
『全体と部分 1964-1995』
「カタログ」と . . . 本文を読む
ブリヂストン美術館に行ってきました。
建物のつくりと内装が素晴らしいし、雰囲気も、謎めいていながら温かいし、自然に人がなごめる、素敵な場所でした。
まるで、誰かのゴージャスな自宅を改装したみたいなつくりなのです。
今回の企画展も、すっごく良かったです。
ザオ・ウーキー氏は、その名の響きの通り、東洋系。
故郷中国にて絵を学んだ後、渡仏し、現在もパリで活躍する現代画家です。
私はそれまで、この画家の . . . 本文を読む
表参道で、目下いちばん好きな場所、ラユンヌ。
昨日はそこで、インテリアデザイナーの菅野先生がガイドをしてくださる、
all aboutとラユンヌがコラボするセミナーに参加してきました
当たり前のようだけど、聞いて納得、
の、興味深いお話が聞けました。
先生いわく、まず、片付いている部屋はそれだけで、インテリアは80%合格!らしい。
また、素敵なインテリア=素敵な家具、という誤解を持っている人が意 . . . 本文を読む
今日は雨だ、走りにいけない・・・。
もやもや。
いつの間にか、あんなに敬遠していたジョギングに、はまりつつあります。
無心に走って、汗だくになるのが、すごくいいみたい。
なんだか、わだかまってるものがあるようで、すっきりしたいのでしょう。。
なので、走れないこんな日は、もやもやしてしまう。
その気分は、まるで、草間弥生の世界(写真)。
この、なんともいえない気分を呼び起こす、彼女独特の作風。
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一度見たら忘れられない、インパクト。
ついこの間、訪れた美術館にて、初めて、3体の作品に出会うことが出来ました。
本の表紙にもなったりしているので、「ああ、これ」と思う方も多いことでしょう。
ずっと本物を見てみたい、と思っていた私には、うれしい偶然でした。
大理石を彩った、ふかく透明なまなざしは、けっしてどことも交差することなく、われわれには見えない、この世のものではないものを凝視しているかの . . . 本文を読む