日記も気ままに

JULIEというフィクション、澤田研二というノンフィクション。
フィクションには裏打ちされたノンフィクションがある。

小川 糸 「キラキラ共和国」

2019-11-19 | 【あ】行
2017年10月25日 第一刷

装幀…名久井直子 装画…しゅんしゅん 手紙…菅谷恵子

幻冬舎



「ツバキ文具店」の続編。



本友のMさんが、本の整理をしていたらこの本が出てきたの。
「ツバキ文具店」の続きだし読んでみる?って、送ってくれました。

いろんな本を平行で読んでいるので、うーーーん、ずいぶん前(^-^; たぶん一年以上か、、
数か月あいて読んでもすぐに鳩子さんの世界に入っていけるので、
安心して期間があけられる。

じつわ、前作で、ミツローさんとQPちゃんに出会った鳩子さんの行方が気になっていたので、楽しみに読みました。

ミツローさんの実家の両親やお姉さんの登場や大きくなっていくQPちゃんのようすやミツローさんの仕事。
代書屋の話よりも三人が家族になっていく話がメインかな。
先代への思いなどなど、鳩子さんの人生の話が展開されてました。

前作で、鳩子さんの性格や考え方はわかっていたので、美雪さんに対する気持ちは、
そうかな、、大丈夫なんだ、、QPちゃんにとっては、きっといいことなんだろうな、、と読みました。

そして、物語の合間合間に入ってくるいろいろな代書のお仕事といろいろな人の人生。
じんわりと素敵でした。

そうそう、読了して気になったのは、レディーババのこと。
鳩子さんはミツローさんに内緒にしていたのに、ミツローさんは、ご存知でした。
てな事が書かれているのです。

せっかく登場させたのだから、続編はありますよね!
期待しております。
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