GBPUSDのペンタゴンチャートである。〇囲った三つの五角形が交差する点で相場が複雑な動きを見せるのは、このチャートの特長である。ブラックホールに吸い込まれるかのように、しばしば、ローソク足が奇妙な回転をしながら交点を通過する不思議な現象である。
今後10日ほどすると、再び次のペンタゴンに移る模様であるが、今回もまた複雑な動きを見せる公算が大きい。現在の足は逆正五角形の対角線の一つを上値抵抗線とする線上にあるが、もし、抵抗線で抑えられつつ交点に向かった後、下げを見せるとすれば、ローソク足はすでに描かれている下方のペンタゴンに戻ることとなり、今後の相場は重い足取りが予想される。
逆に相場が交点方向に向かい、その後上昇を見せるとなると、右上に新たに描かれるペンタゴンに移ることになり、GBPUSDは引き続き強気相場を続けるであろう。
スイング取引指向のトレーダーにはチャンス到来である、10日待てば方向性がはっきりする。また、デイトレーダーにとっても日々の売り買いの基本姿勢を固めることができそうだ。