仕事の都合上、MT4やMT5のデモを含めた口座を10個近く有しているが、本日新しいインディケータのプログラムを作成中に、突如としてMT4の一つが起動しなくなった。コンパイルも無事に終わり、インディケータをチャートに表示させようという瞬間、画面がフリーズ、できることはチャートを閉じることだけであった。念のため、パソコンを再起動までしたが、そのMT4チャートは以後一切立ち上げることができなくなってしまった。
開発済みのプログラムを多数ファイルに残しているので、どうしてもリカバリーさせたい。MT4チャートからデータファイルを開く方法は閉ざされてしまっている。ということは、直接パソコンのCドライブから探さなくてはならない。MT4のデータファイルは深い階層に格納されており、且つ、隠しファイル状態になっているので、下調べが必要となる。
他社のMT4ファイルを調べると、Indicatorsファイルまでたどり着くには、次のようなステップをとる必要があることが分かる。Cドライブ → ユーザー → 個人名 → AppData → Roaming → MetaQuotes → Terminalと開いていく。Teminalの下には、更に323EDNS955F10C7534BN1F4等乱数のようなアドレスが並んでいる。筆者の場合は、使っていないMT4口座もあるのでこの数字と英文字の乱数アドレスが20個ほど存在する。一個一個しらみつぶしに当たるしかない。数字と英文字のアドレスの次に、MQL4 → Indicatorsと続いて開いていく。これを繰り返して、8個目のアドレスの下に現在作成中のインディケータを発見した。
トラブルの元となった当該インディケータをファイルから削除。ファイルを閉じて、改めてMT4を立ち上げたところ、いつもの効果音とともに無事チャート画面が開いてくれた。
個人名の次のAppDataからは隠しファイルとなっているので、個人名\AppDataと繋ぎ、以下同様にして次のファイルを開いていった。隠しファイルを表示させる方法もあるようだが、またの機会に。
追記 :隠しファイルを表示させる方法は下記サイトで詳しく説明されていました。
https://helpx.adobe.com/jp/x-productkb/global/cpsid_87117.html
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