及川氏のトレードにおける基本はMT4チャートのテクニカルと最適通貨ペアの選択、それに時間管理であった。
テクニカルについては、5分足チャートに上位時間軸の移動平均線4本、5分足の移動平均線3本、その他ボリンジャーバンド等MT4ではおなじみのテクニカル指標が描かれている。こちらについては、特に説明を要しない。
特に重要と力説されているのは、トレード通貨ペアの選択であり通貨間の強弱を瞬時に判断できる力を養うことこそが成功への一歩とされている。氏のトレード履歴の勝率が約75%となっていて、その源泉は最適通貨ペアのトレードに集中されていることが実績として立証されている。その通貨間強弱マトリックスは氏のブログや動画で何度もくりかえされているので、参照していただきたい。しかし、これは一般には思った以上に難解で、初心者にとっては慣れるまでには時間がかかる。そこで以前の筆者ブログで、2個のインジケータを開発して、各通貨間の強弱関係が視覚的に判断できるようにしたことで、その検討プロセスが比較的容易になった。
テクニカルに加え及川式ガチFXチャートには、トレードアシスト用ツールが揃っている。いずれもネットから無償でダウンロードすることができる。
① アナログ時計
及川式FXでは時間管理も大変な役割を演ずる。トレード時間帯の選択、1取引20分以内の手仕舞い、相場の流れが変わる16時、21時といった時刻丁度の切り替わりタイミングの把握には現在の時間を常に頭に入れている必要がある、氏のチャート画面には小さなアナログ時計が常在している。全く同じものではないが、冒頭に掲げたのはClocXという無料ソフトでVectorというサイトからダウンロードできた。
https://www.vector.co.jp/soft/win95/personal/se502526.html
② Trading Panel(自動発注パネル)
エントリーは成行きであるため、チャンスとなれば間髪を入れずに注文を出すことができる自動発注パネルがあると便利であり、及川氏もおそらく自社製のコントローラーなる発注自動パネルを利用されている。冒頭に掲げたのはTrading Panel V1.2-YousefHというが、こちらも無料でダウンロードが可能である。EA仕立てでTP,SL付きで成行き注文や指値・逆指値注文もできるので、大変便利であり、有償のツールに勝るとも劣らない。下記URLにてダウンロードできるが、マニュアルが見当たらないので、慣れるまでデモ口座で練習する必要がある。
https://technical-indicators.com/archives/29430
③ ポジションのピップス表示
及川氏のトレード中のMT4チャートを見ていると、各ポジションごとに含み損益がピップス数で表示されるが、こちらもShowPipsPlusなるインジケータが公開されている。(画像省略)
https://dj-trader.net/fx/custom_indicator/64
及川さんのトレード動画を見ていると、指定区間のPip数を図るアクセサリーが登場することがあります。
例えば、5本前の安値と現値を斜めに結ぶと~Pip数が把握される感じです。説明が下手ですみません。。。
このアクセサリーについて何かご存じですか?もし何かご存じでしたら、教えてください。検索してみたのですが、何もヒットしなかったもので。
よろしくお願いします。