講師の新ボラティリティトレード手法を解明し終え、その公開の時期も近づいている。MegaTrendFollowにはストップロスを設置しないいわゆる途転取引とされているが、筆者の構想としては、なにがしかの緩いストップロスのオプションを装備したいとの思いがあった。
その候補としては、これも石原講師がセミナーでちょくちょく提示されるATRによるなだらかなストップロスである。最近では、トルコリラの取引にその効用を力説されていた。
最近のトルコリラ円のチャートで、ローソク足(メガトレンド)の上下に緑と紫で表示されているのが、ATRによるTrailingStopである。相場が反転し、緑または紫のラインに達すると、ストップが働くことになっている。
昨日、β版のMegaTrendVolaTrade_EAのバックテストを行ったが、本日はこれにATRTrailingStopを組み込んでその効用を確かめてみた。ATRStopの位置は、買いの場合は1本前の高値 - ATR(10) *2.5、売りの場合は1本前の安値 + ATR*2.5 + spreadである。設定画面とバックテストの結果は下記の通り。通貨ペアはEURUSD 日足、期間は2021.01.01 ~ 2021.11.30と昨日と同じ。
PF 2.38、純利益:53.399円となかなかの結果といえる。レバレッジ3程度で運用すると、年率換15%程度の運用益となる。MegaTrendFollowには原則として、ATRTrailingStopを装備しておくこととしたい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます