【アントニオ】鹿島×広島

速報版に付け足します。

Jリーグの公式サイトに掲載されていた岩政のコメントが、全てでしょう。
気付いた部分を引用します。

「得点を取りにいけ」なんていうメッセージはないですし、「失点を防げ」なんてメッセージもないです。サッカーは常に連続性のスポーツですから同時です。

僕が選手たちに伝える時間も野球のようにはありませんし、選手たちがピッチ上で見せてくれるものだと思います。

ピッチ上の選手たちも、僕も何か対策を打つにはちょっと難しい時間だったなというのは思っています。

ピッチ上の選手たちが混乱する時間帯に、監督が出来ることはしっかりとメッセージを伝えることです。
守り切るのか、勝ちに行くのか、まずはそれを伝えるべきでしょう。

それを攻めも守りも同時で、指示を伝える時間はない、対策を打つのは難しいと言ってしまったら、監督の仕事は何もなくなります。
岩政はゲーム中にいつも考え込んでいますが、毎回、答えは出ていないということですね。
この感じだとおそらく、マスコミに対するコメントと同じように、ゲーム前もゲーム中も選手に対して抽象的な指示を与えているのでしょうね。

選手交代も、先に動いてはダメなゲームでした。
スキッベは、土居が下がった後にドウグラス・ヴィエイラを入れ、藤井が下がった後に、藤井の相手をしていた志知を下げました。
ここから勝ちに行くんだという明確なメッセージが伝わって来ます。

岩政の交代は、選手が代わるだけでやり方やリズムが変わりません。
とにかく、現場では明確に伝わる具体的な指示を伝えるべきですよ。

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