【アントニオ】神戸×鹿島

速報版に付け足します。

神戸は左SBの初瀬が出場停止で、CBの本多を左SBにスライドしました。
中断期間中に色々と試していたそうですが、吉田孝行は結局、左サイドの守備、右サイドからの攻撃を重視したということなのでしょう。

対する鹿島は、左サイドに仲間ではなく藤井を使いました。
岩政は、左サイドは攻撃を重視したのですが、結果的には左サイドの守備が足りなくなり、失点をしました。
その藤井は酒井に負けていましたし、この起用が裏目に出てしまいました。
まあ失点自体は、藤井の責任ではなく、数シーズンに渡って全く改善出来ない鹿島の守備の弱点でもありますけれど…。

鹿島の番記者は、中断期間の練習を見ながら、神戸対策でビルドアップを重視しているように報道していました。
練習試合で荒木を使っていましたし、もしかするととは思っていましたが、これも裏目に出ましたね。
荒木がボールをさばけたのは、ゲームが始まってからの10分間くらいでした。

岩政は分かっていなかったのかもしれませんが、誰が見ても神戸の攻撃力は鹿島の守備力を上回っています。
それならば、ゲームプランは、守備をもっとかためて無失点の時間帯を長くするしかないはずです。
それなのに真っ向勝負を挑んで、何も出来ずに負けてしまいました。

劣っていることは、負けを認めることとは違います。
劣っているなりの戦い方をすれば、こんなゲームにはならなかったはずですよ。
最近は、チャレンジャーという言葉を、口先だけですら使わなくなってしまいました。
このような姿勢でゲームをしていては、どこまで行っても同じです。


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