片耳うさぎ (光文社文庫)大崎 梢光文社このアイテムの詳細を見る |
☆あらすじ☆
小学六年生の奈都は、父の実家で暮らすことになった。
とんでもなく大きくて古い屋敷には、気むずかしい祖父に口うるさい大伯母。
そのうえ「片耳うさぎ」をめぐる不吉な言い伝えがあるらしいので、奈都は怖くてたまらない。
奈津の母親が不在の間、屋敷に泊まることになった中学三年生のさゆり。
隠し階段に隠し部屋があると聞いて、「冒険がはじまる」と張り切るばかり。
そして、事件は起こるのだった。
「草稿からひとすくい」の第2弾。読んだのは、2ヶ月くらい前かも
『配達あかずきん』と同じ作者の作品です。
生活感あふれる描写のなかに、ちょっとした事件が起こり、謎を解決していく、というパターンは似てます。
大崎梢の書くミステリーは、怖がりの私でも安心して読むことができるので好きです。
本のはじめに、お屋敷の見取り図があるのもGOOD!!想像がふくらみます。
さゆりといっしょに探検してみたくなりました。おすすめ度、★★★☆☆
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます