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☆あらすじ☆
ひとりの妊婦の帝王切開手術で、子どもは助かり、母親が亡くなるという事件が起きた。
医師の不手際が問題になり、一年がたった頃、逮捕され、医療裁判が行われた。
仕事でネット新聞を編集している由佳子は、友人に頼まれ、その裁判を取材することになる。
由佳子は、事件をきっかけにして、女性が子どもを産むということについての体験をかたってもらう掲示板を設けた。
掲示板に寄せられたさまざまな妊娠、出産の体験談。
そして、由佳子自身が体験することになる、ある出産。
~読んで、びっくり。
今までの橋本紡の作品とは、全然違います。
彼に、何があったんだ?・・・ブログで、近況を調べてきました。
子どもさんが誕生してました。そうだったのかぁ♪ 納得!
あまりにも大雑把な表現ですが、これまでの橋本作品は、どこか透明な感じがありました。
それが、この作品では、はっきりとした色を感じたのです。
これまでの橋本作品を内側から破って、外の世界へ飛び出してきた作品、そんな印象を受けました。
『もうすぐ』は、著者渾身の作品と言える、そんな一冊です。
おすすめ度、★★★☆☆
この作品に対する作者の思いは、こちら→ なぜ『もうすぐ』か。
☆おまけの話☆
手当たり次第、クリックして、やっと、リンクの張り方をマスターしました
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