オール (角川文庫)山田 悠介角川書店(角川グループパブリッシング)このアイテムの詳細を見る |
☆あらすじ☆
地元を出て東京の一流企業に入ったものの1年も経たずに辞めてしまった健太郎は、刺激のある仕事を求めて「何でも屋」に飛び込んだ。
個性的なメンバーぞろいの「何でも屋」には、奇妙な依頼ばかりが舞い込んでくる。
「午後5時までにゴミ屋敷を片付けてくれたら報酬500万円」。しかも、依頼メールのタイトルは「私を見つけて」。
半信半疑で現場に向かった健太郎たちを待っていたものは?
~山田悠介は、気になる作家のひとりでした。
若い世代のファンが多く、職場でも「山田悠介の本は、どこですか?」とよく聞かれます。
でも、表紙の感じがなんとなく、ホラーっぽいので、手に取ることができませんでした。
「オール」は、そんな不安を取り除いてくれる作品でした。
健太郎も、雇い主の花田も、同僚たちも、温かなひとたちで、ほっこりしました。
「オール2」もすでに発売されているので、まだまだ楽しめそうです。
はじめての山田悠介作品、おすすめ度。★★★☆☆
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