村上春樹の新作「東京奇譚集」を読みました。
「偶然の旅人」41歳のゲイの調律師の譚。
「ハナレイ・ベイ」サーファーの息子をハワイでなくしたピアニストの母の譚。
「どこであれそれが見つかりそうな場所で」消えた人をボランティアで探す、という男の譚。
「日々異動する腎臓のかたちをした石」腎臓石の物語を書く小説家の譚。
「品川猿」名前を忘れる女の譚。
どれも、村上ワールドを堪能できる作品でした。好きな作品は、最初の2作品で、春樹さんらしいな!と思うのは、「品川猿」~しゃべる猿がでてくるなんて、ありえないけど、この非日常こそ、村上ワールド!!
前作「アフターダーク」が、いまいちだったので(私的には)、「東京奇譚集」の購入は迷いましたが、買って良かったです。
村上春樹って、どんな作家?・・・と思ってる春樹ビギナーの人にも、初期からのファンにも、楽しんで読んでもらえると思います。
★★★★☆
「偶然の旅人」41歳のゲイの調律師の譚。
「ハナレイ・ベイ」サーファーの息子をハワイでなくしたピアニストの母の譚。
「どこであれそれが見つかりそうな場所で」消えた人をボランティアで探す、という男の譚。
「日々異動する腎臓のかたちをした石」腎臓石の物語を書く小説家の譚。
「品川猿」名前を忘れる女の譚。
どれも、村上ワールドを堪能できる作品でした。好きな作品は、最初の2作品で、春樹さんらしいな!と思うのは、「品川猿」~しゃべる猿がでてくるなんて、ありえないけど、この非日常こそ、村上ワールド!!
前作「アフターダーク」が、いまいちだったので(私的には)、「東京奇譚集」の購入は迷いましたが、買って良かったです。
村上春樹って、どんな作家?・・・と思ってる春樹ビギナーの人にも、初期からのファンにも、楽しんで読んでもらえると思います。
★★★★☆
この前珍しく気持ちが向いて読んだのが「アフターダーク」。
杏さんもいまいちだったそうですが、同じく!あれはねぇー・・・(^_^;)
というわけで、またまたしばらく遠ざかりそうな村上氏だったのですが、杏さんのブログを読んで「東京奇譚集」予約入れよっかなぁ気分になりかけています。^^
たった今、mimiさんのブログにお邪魔して、戻ってきたら、コメントが~!なんか、嬉しいです
春樹さんは、短編も長編もGOOD!な作家だと、私は思ってます。今は亡き、アーウィン・ショーという作家(代表作「夏服を着た女たち」)の短編も長編もめちゃめちゃ良くて、大好きで、春樹さんは、その次くらいに良いぞ~という感じです。
春樹さんの作品は、少し日常から離れて、変な感じもあるけど、いくつかの作品を読むと慣れます。妙な描写も受け入れることができると思います。
「東京奇譚集」~ぜひ、チャレンジしてみて。
コメント&TB、ありがとうございます。
村上春樹さんの「アフターダーク」はまだ読んでなくて…。
でも「東京奇譚集」は、まさにムラカミ・ワールドという感じで、一気に読んでしまいました。
また遊びに来ますね~。
めっちゃ嬉しいです!
「アフターダーク」は、この先どうなるんだろう?と思っていたら、終わってしまい、「えっ?」って、感じでした。
春樹さんは、「ノルウェイの森」で、大ブレイクしたので、純文学の担い手と思われがちですが、私の中では、ずっと、ヘンな話を書く人です。
また、遊びにきてくださいね