
物見山から下って行く。秋の日差しの温かさを感じる。

先程までのキツさとは裏腹に、こちら側はなだらか。

鬼怒沼分岐から鬼怒沼山方面に足を向ける。

日差しの入る針葉樹の森歩きは何処かで歩いた道に思え、親しみを覚える。

木々の間からこんもりとした鬼怒沼山が見えてきた。

薄暗い森の中へ降っていく。

分岐から下草茂る森を登る。こちらは所々道がはっきりしない。

こちらの山頂も木々に囲まれている。

日光白根山方面のみ見える。


鬼怒沼まで戻ると、開けた空間となる。北側に目を向けると、燧ヶ岳と平ヶ岳が見える。

先程通過した物見山が見える。

この池の畔で休憩。
まさに秋の深い青空を映す鏡。


日光白根山が遠くに見える。

木道はさらに伸びて行く。

先程までいた鬼怒沼山が池塘の向こうに見える。

風が無いので、山と森がくっきりと池に映る。

湿原の風景は変化に富んでいて見飽きない。

草紅葉一色の光景からは花咲く時季の景色が思い浮かばない。

雲一つない青空の下で鬼怒沼を歩けた事はとても貴重な経験だったと振り返る。
夏の頃池の畔で花々が咲き乱れてい景色が見たみたい。いつの日かまた訪れる事を楽しみにしている。
(2019年10月10日)
(終わり)