時刻は8時16分。3つのリフトを乗り継いで標高1,800mの八方池山荘へ。便利とはいえ、山麓からの徒歩を省くのは、フェアな登山じゃない気がする。
五竜岳から延びる遠見尾根がスッキリ見える。春らしからぬ青空の下での登山日和の始まり始まり。
これから向かう八方尾根もまだまだべったり雪が着いている。
この景色が楽しみでこの時期を選んだのだ。
八方池もまだ雪の下。
そして、彼方には白馬三山が連なる尾根が見える。
この辺りから雪上歩行が始まる。
雪と言ってもザラメのザクザクの雪。
これから斜面を登る。滑りやすいのでアイゼンを付けると、途端に足が重くなり膝にくる。
頑張って登り切ると、丸山ケルンに到着。台形に見える彼方の山は何と言う山だろうか。
先を見上げると、唐松岳の山頂が顔を覗かせている。とは言え、まだ先は遠い。
雲一つない晴天。風がソヨとも吹かず、太陽にジリジリ焼かれる。雪の上を歩いているのが嘘の様。
軟斜面なのに、三歩進んで息継ぎをする。しんどい。後ろからの人にどんどん抜かれる。
ここを登り切ると山荘へ。もうひと頑張り。
遂に山荘が見えた。カメ足だったけど、3時間15分で到着。
彼方には五竜岳がでデンと待ち構えている。
そして唐松岳が見える。五竜岳が男性的なら、こちらは上品に佇む女性の様。
早々とテントを張り、休もうと思うが、中は熱が籠って汗が止めどもなく流れる。風が恋しい一日目であった。
(続く)
五竜岳から延びる遠見尾根がスッキリ見える。春らしからぬ青空の下での登山日和の始まり始まり。
これから向かう八方尾根もまだまだべったり雪が着いている。
この景色が楽しみでこの時期を選んだのだ。
八方池もまだ雪の下。
そして、彼方には白馬三山が連なる尾根が見える。
この辺りから雪上歩行が始まる。
雪と言ってもザラメのザクザクの雪。
これから斜面を登る。滑りやすいのでアイゼンを付けると、途端に足が重くなり膝にくる。
頑張って登り切ると、丸山ケルンに到着。台形に見える彼方の山は何と言う山だろうか。
先を見上げると、唐松岳の山頂が顔を覗かせている。とは言え、まだ先は遠い。
雲一つない晴天。風がソヨとも吹かず、太陽にジリジリ焼かれる。雪の上を歩いているのが嘘の様。
軟斜面なのに、三歩進んで息継ぎをする。しんどい。後ろからの人にどんどん抜かれる。
ここを登り切ると山荘へ。もうひと頑張り。
遂に山荘が見えた。カメ足だったけど、3時間15分で到着。
彼方には五竜岳がでデンと待ち構えている。
そして唐松岳が見える。五竜岳が男性的なら、こちらは上品に佇む女性の様。
早々とテントを張り、休もうと思うが、中は熱が籠って汗が止めどもなく流れる。風が恋しい一日目であった。
(続く)