まだ訪れたことのない東北の山々は憧れでしかない。そのうちのひとつが岩手山。
いくつかある登山道の中で一番面白そうに思えたのが七滝コース。
このコースの魅力を踏まえて振り返ってみたい。
登山口は県民の森のそばにあり、美林が広がる。
なだらかで歩きやすい道を行けば、このコースの名称となっている七滝に到着。
ここから先はやや勾配のある登山道になる。周りの森も山毛欅がメインとなり、密度が増してくる。
苔むした岩の登山道。火山の生い立ちが感じられる。
このコースに珍しい大岩が現れる。もっとゴロゴロとあってもおかしくないのだが。
木々の間が拡がり、岩壁が覗く。
佐保沢を左に見ながら橋を渡る。
泥濘んだ湿地帯の様な所に出る。湯ノ華採取跡だそう。
上部から採取跡を眺める。白濁した硫黄の沈殿物が名残りを留める。
左側上部には切り立った岩壁が頭を覗かせる。
所々泥濘を越えて、藪を抜けていくと、
黒倉山から伸びる稜線と大地獄谷からの流れが視界に入る。
今も噴気を上げる大地獄。ここだけ荒涼とした別世界。
大地獄を右に見ながら、縁を登って行く。足元はザラザラの砂状で滑りやすく雨の日はまず無理だろう。
上がり切ってひと安心と思いきや、またも砂山を積み上げたような背渡りを登る。ここが今回で一番の難所。
登り切れば、黒倉山の凛々しい姿と対峙。
向かう先には、朝日に照らされた台地が、そして紅葉の点がちらほら見受けられる。
所々泥濘を越えて、藪を抜けていくと、
黒倉山から伸びる稜線と大地獄谷からの流れが視界に入る。
今も噴気を上げる大地獄。ここだけ荒涼とした別世界。
大地獄を右に見ながら、縁を登って行く。足元はザラザラの砂状で滑りやすく雨の日はまず無理だろう。
上がり切ってひと安心と思いきや、またも砂山を積み上げたような背渡りを登る。ここが今回で一番の難所。
登り切れば、黒倉山の凛々しい姿と対峙。
向かう先には、朝日に照らされた台地が、そして紅葉の点がちらほら見受けられる。
朝日に光る笹を掻き分けて進む。
(続く)
(続く)