心の山を歩いていこう!

単に山頂を目指すより、山歩きそのものを楽しみたい。
そんな思いを備忘録として綴ります。

錦秋の秋田駒ヶ岳へ。(その1)

2024-10-05 20:00:00 | 山日記
秋田駒ヶ岳というと、昔はチングルマの花咲くというイメージだったが、今はその馬場の小路がムーミン谷と云われるようになっている。
そのムーミン谷がどんな景色なのか見てみたい、と思いが詰まった山旅を振り返る。


国見温泉、森山荘横から登る。
急階段から解放されると、なだらかなブナ林の中、汗が引いていく。


外輪山に沿った稜線に出る。だが、木々が茂って展望はない。



右側に女岳と隠れるように男岳が見える。カルデラの中は深い密林。
イメージしていた殺伐とした光景とは全く違っていた。



この先かなり下って行く。小さな沢を渡り返し、笹の登りとなる。



見晴らしのきく場所からの景色。角度が変わり、男岳、女岳の姿も変わる。



この辺りまでは笹が刈ってあり、歩きやすい。



男岳にかかっていた雲が徐々に取れてきた。山頂につく頃は晴れていますように。



左側には田沢湖が見える。



男岳の山容が良く見える。カールのように見えるが、火口だったのだろうか。それとも崩落の跡だろうか。



この付近は笹に覆われた登山道で、スボンそして靴の中までぐっしょりと濡れる。スパッツは必需品だった、と後悔する。



立ちはだかる大岩を避け、右側から回り込むように道が付けられている。



再び稜線に上がり、直登となる。岩壁のゴツゴツ感がよく分かる。



左手は紅葉、右手は笹の緑とハッキリ分かれている。



登山道は崩壊したような岩の道。


急峻さが終わり、草原の中を行く。
草紅葉とまではいかないが、秋らしい色に染っている。



見下ろせば女岳の山容が眼下に見える。


そしてその先に馬場の小路が見える。小さな火山ドームの小岳も見える。



無事に男岳山頂に到着。



(続く)



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