早々と山頂を後にし、蓼科山荘方面へ下る。時々雨粒が正面から降ってくる。
樹林帯に入るも急な下りが続く。雨で岩が濡れているので気が抜けない。
蓼科山荘を過ぎると、先ほどの風がウソのように止んでいた。
北八ツらしい苔と針葉樹の森に懐かしさを覚え、ここが自分のホームグランドだと実感する。
崩壊地に出る。目の先は北横岳が見えるはずだが、ガスに包まれている。
涸れた沢から森へと入る。地面の柔らかさが足の裏で感じられる。
苔の森から笹の森へと変わる。随分と下って来たのを感じる。
天祥寺原に到着。振り返れば蓼科山が見えるが、山頂は流れるガスに包まれている。
ここから双子池へ向かう。
この笹の原と針葉樹の草原は北八ツで一番好きな場所。
大河原峠からの道との合流点から先は日陰の笹の森の登りとなる。
左側は苔の原、右手は笹の原という景色。
青空の下、草原と森の混在する気持ちの良い道。
亀甲池に到着。夏の終わりともあって、水位は低く水の匂いが気になり、早々と立ち退く。
薄暗い笹と苔の森の登り。
まるで削ったかのような緑色の四角の巨岩が目を引く。
下った先に見えて来たのが双子池の雌池。
雌池を眺めながら歩いた先には雄池。双子池はいつの時期に訪れても期待を裏切らない。
左側は苔の原、右手は笹の原という景色。
青空の下、草原と森の混在する気持ちの良い道。
亀甲池に到着。夏の終わりともあって、水位は低く水の匂いが気になり、早々と立ち退く。
薄暗い笹と苔の森の登り。
まるで削ったかのような緑色の四角の巨岩が目を引く。
下った先に見えて来たのが双子池の雌池。
雌池を眺めながら歩いた先には雄池。双子池はいつの時期に訪れても期待を裏切らない。
帰り道、11時過ぎになってようやく蓼科山のガスが取れて全容が見えて来た。
今回は蓼科山山頂からの景色が見られなかったが、青空の下での山歩きが出来た事が収穫だった。
山頂からの景色は空気の澄んだ秋になってから再挑戦したい。
(2024年8月17日)
(終わり)