浅草岳登山三日目。
今日は新潟魚沼側からのメインの登山道へ。
宿から近い、ムジナ沢登山口から桜曽根、そしてブナ曽根に下るルートを歩く。
ネズモチ平登山口がメインになっているせいかムジナ沢の登山ルートは荒れつつある。
杉林を抜けると、せせらぎの音が響く憩いの森となる。森歩きの好きな方にお薦めの場所。
下りに差し掛かり、林道を横切ってぬかるみを歩いて行くと雨粒が落ちてきた。
ヤヂマナ沢を渡る。今日の水分を補給する。
濡れた落ち葉が積もる急坂は踏ん張りが効かない。多分帰りの下りは滑るだろうな、と思っていたら、予感は的中した。
見晴らしの良い尾根に出る。
ここから山頂方面が見える。
なだらかな尾根道を登って行く。この辺りで一度雨が上がる。
桜ゾネ広場に出る。
レインウェアを脱ぐと、汗と雨とでシャツはすっかり濡れ、肌寒い。
よく歩かれた、なだらかな尾根道となる。先程までとは全然違う。
左側がガレた登山道からはブナ曽根のラインが見える。
段々と勾配がキツくなり、足下の岩だけでなく、森の中もジメジメしている。
森が途切れ見上げれば、嘉平与ボッチそして浅草岳山頂が屹立している。
一つピークを越え、前岳方面を目指す。この辺りはようやく雪田が消えたばかり。
右側に視線をやると、昨日登った鬼ヶ面山からの稜線がしっかりと見える。
前岳からの分岐を過ぎた辺りでシラネアオイが咲いている。
曇りのせいで花が閉じているのが残念。
雪渓の先に山頂が見える。天気がはっきりしない中、周りの山々が見える。
山頂手前の草原はワタスゲが咲いている。高原らしい風景。
山頂からの光景。
只見方面は柔らかい日射しが包み込み、まるで天地黎明の様。
帰りは強い風が驟雨を連れて来て、レインウェアを着ていても雨、汗でクタクタになった。
初日はガスの中、二日目は蒸し暑い晴れ、三日目は曇り後雨とそれぞれの天気の下、様々な登山ルートを歩き、深い満足感に浸れ、浅草岳は記憶に深く留める事になった。
しかしながらこれで浅草岳を知り尽くした訳ではなく、新たな魅力を求めて、次は秋紅葉の頃に訪れたい。今から再訪の日が待ち遠しい。
(終わり)
今日は新潟魚沼側からのメインの登山道へ。
宿から近い、ムジナ沢登山口から桜曽根、そしてブナ曽根に下るルートを歩く。
ネズモチ平登山口がメインになっているせいかムジナ沢の登山ルートは荒れつつある。
杉林を抜けると、せせらぎの音が響く憩いの森となる。森歩きの好きな方にお薦めの場所。
下りに差し掛かり、林道を横切ってぬかるみを歩いて行くと雨粒が落ちてきた。
ヤヂマナ沢を渡る。今日の水分を補給する。
濡れた落ち葉が積もる急坂は踏ん張りが効かない。多分帰りの下りは滑るだろうな、と思っていたら、予感は的中した。
見晴らしの良い尾根に出る。
ここから山頂方面が見える。
なだらかな尾根道を登って行く。この辺りで一度雨が上がる。
桜ゾネ広場に出る。
レインウェアを脱ぐと、汗と雨とでシャツはすっかり濡れ、肌寒い。
よく歩かれた、なだらかな尾根道となる。先程までとは全然違う。
左側がガレた登山道からはブナ曽根のラインが見える。
段々と勾配がキツくなり、足下の岩だけでなく、森の中もジメジメしている。
森が途切れ見上げれば、嘉平与ボッチそして浅草岳山頂が屹立している。
一つピークを越え、前岳方面を目指す。この辺りはようやく雪田が消えたばかり。
右側に視線をやると、昨日登った鬼ヶ面山からの稜線がしっかりと見える。
前岳からの分岐を過ぎた辺りでシラネアオイが咲いている。
曇りのせいで花が閉じているのが残念。
雪渓の先に山頂が見える。天気がはっきりしない中、周りの山々が見える。
山頂手前の草原はワタスゲが咲いている。高原らしい風景。
山頂からの光景。
只見方面は柔らかい日射しが包み込み、まるで天地黎明の様。
帰りは強い風が驟雨を連れて来て、レインウェアを着ていても雨、汗でクタクタになった。
初日はガスの中、二日目は蒸し暑い晴れ、三日目は曇り後雨とそれぞれの天気の下、様々な登山ルートを歩き、深い満足感に浸れ、浅草岳は記憶に深く留める事になった。
しかしながらこれで浅草岳を知り尽くした訳ではなく、新たな魅力を求めて、次は秋紅葉の頃に訪れたい。今から再訪の日が待ち遠しい。
(終わり)