心の山を歩いていこう!

単に山頂を目指すより、山歩きそのものを楽しみたい。
そんな思いを備忘録として綴ります。

妙高、夏の楽園を訪ねて。(その4)

2017-08-03 07:12:27 | 山日記
ここから妙高山の登りが始まる。
雪は残っているが、踏み締めながら登っていく。



すぐに樹林帯の登りになる。
北側斜面なので風がなくても涼しいはずだが、レインウェアを着ているので、汗で蒸れている。



鬱蒼とした木々に囲まれているのて、濃い苔が岩についている。
でも、苔の庭が広がっていないのはなぜだろう?



ミヤマシャジンが見事に咲いている。
下から見上げるので、より印象的。



ミヤマアキノキリンソウ。
8月に入ったばかりなのに次の季節がもう待っているように思ってしまう。



木々の間から山頂の岩が見えてきた。



木々が疎らになってきた。
ダケカンバがヒョロヒョロで、ガスの中で見たら少し気味が悪いかも。


ここを登り切ればもう山頂はすぐそこ。



妙高山北峰。
ガスには覆われていないが、南頂は霞んでいる。



日本岩。


 
南峰。今日の目標地点。
ここまで、なんとか天気がもってよかった。



回りの山々はガスの中で展望がきかない。谷間に向かって急な下りが始まる。



もう山頂はあんなにも小さく見える。
またいつのか訪れる日までさようなら。



この後は登山口まで濃い霧の中、急な下りが続き、気持ちが抜けなかった。
終わってみれば、全身汗でビッショリ、足元は泥まみれでくたくたになった。

でも、こういう登山だからこそ一生ものの宝物ように記憶に残る。

(終わり)

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