※命を捨てるのはやめましょう。猫を捨てるのは犯罪です。
私は石岡市の歯科医院に通っている。
そこの先生から聞いたお話。先生も犬猫が大好きな方で診察中に話が盛り上がってしまう。
JR常磐線・石岡駅。茨城県石岡市に位置する。
改札を出て右に歩くとちょっとした広場があり、その前にはタクシーが並んでお客さん待ちをしている。
広場には猫がいてタクシードライバーの方がごはんをあげている。
昨日は雨だったので猫はいなかった。残念。
ごはんをあげる。それだけなら普通のことだが、
こちらのドライバーさん達はお金を出し合い猫たちの避妊・去勢手術をしているのだ。
タクシーのうしろのトランクには猫のフードを常備していて、
猫の好みに合ったフードをわざわざ選んで購入するといった細かな配慮も忘れない。
近くの定食屋さんも残りのごはんをあげている。
…という話を、治療中先生が話してくださるのを私は口をあんぐり開けアホづらで聞いていた。
先日の晴天の日、治療が終わって帰る途中車内から広場をのぞいてみると…いたいた。
幸せそうに昼寝をしている猫もいれば、サラリーマンらしき人にニコニコ話しかけられている猫もいる。
うれしくてビールを飲みたい気分になった(そうなった)。
猫の写真を撮りたかったな~。雨のバカ~。
かわいそうだからといってごはんをあげるが、
そこから先の避妊去勢はお金もかかるし面倒くさいので目をつぶってしまう人が多い。
交尾すればほぼ妊娠してしまうのに責任を負おうとしないのは、
『飼い猫じゃなくてノラだから』という自分本位のいい訳が成り立っているから。
一歩進んでいる石岡市民。
茨城にもそういう方がいるとわかりうれしくなった。
こんな人たちが増えてくれないかぁ。
私が市長や知事だったらこの方たちを表彰するんだけどなぁ。
犬猫の処分数ワースト1~3位をうろついていて、しかも魅力がないらしいワースト1の我が茨城県。
石岡駅のタクシードライバーさん達を見習ってほしい。
弱い者に対して思いやりのある県でないと誰も認めてくれない。
茨城空港を作ったって中国人は東京へ行ってしまうではないですか。
よろしく頼むよ茨城県。
みんなが見守る地域猫。連携し合う人間がいなければ成り立たない。
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※猫を捨てるのは犯罪です。命を捨てるのはやめましょう。12/28追記