寿迎夢・寿迎夢

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曽根崎心中

2006-03-14 | Weblog
人形浄瑠璃の演目に「曽根崎心中」というのが有ることは知っていたが、ストーリーについては全く知らなかった。

露天神の境内にある説明書ではこうだ、

『大阪の曽根崎・露天神の森で、堂島新地の遊女・お初と醤油屋の手代・徳兵衛の心中事件が起こる。

遊女のお初と手代の徳兵衛は、深く愛し合う仲だったが、徳兵衛の主人は妻の姪と結婚させようと、徳兵衛の継母に持参金を渡した。

徳兵衛は、この話を断ったが、そうなると持参金を返さねばならない。
その持参金を返すつもりでいたところ、友人の九平次にうまく言いくるめられて、騙し取られてしまう。

返す持参金はない。九平次からは罵倒される。

男の一分が立たなくなった徳兵衛とお初は、曽根崎の森に死に場所を求めてさまよい、心中する。』

今なら考えられない話だ罠。今の社会ならこんな具合だろう。
「無い金は払えぬ」「どうしても払えというなら自己破産する」「サラ金・街金で借りて返す」「クレジットカードで払う」「知らん!記憶に無い」「九平次から取ってくれ」

昨日の写真の「仁王さん」は、大阪四天王寺の山門でE君の行状を常に監視しているそうな。
特に関所である梅田界隈をすっと通過するか見守っているそうです。
アルコールの匂いに釣られてフラフラと店に入りそうになると「渇 !」