本日は炬燵で3度寝した。
大昔の子供の頃の暖房を思い出した。
昔の住宅は木と紙と土でできていた。
現在の様に断熱材などは考えも及ばなかった。
隙間風が入るので戸障子に目張りをしていた時代である。
木造住宅の特有のすきま風は、家族が一個所で身を寄せ合う
格好の隠し味のようでした。
流石に囲炉裏は無かったが、居間には炭や練炭を使った火鉢が
あって正月には餅などを焼いていた記憶がある。
「温風ヒーター」や「エアコン」「電気カーペット」や
「電気毛布」がない時代です。
今、流行の「ゆたんぽ」を使った記憶があります。
こたつも「堀ごたつ」で木炭や練炭などが置いてあり、冬の匂い
として懐かしく思い出されます。
寝るときに「豆炭あんか」を使った記憶もあります。
分厚い百科事典を左右に開いたような容器に石綿が詰めてあり
その中心部分に真っ赤に熾った豆炭を入れたものです。
そんな子供時代、一番あたたかく思い出されるのは、母の手です。
着布団と敷布団との間に隙間が出来ないように、母が私の体の
輪郭に沿って、手で着布団を固めてくれました。
幼い「アリさま」は体を真っ直ぐに伸ばし、母の手が私の体の
回りを一周するのを、「とん、とん」という音と共に嬉しく
待っていました。
暖かさは優しい思い出に繋がるようです。
本当に毎日が【吾亦紅】でした。
大昔の子供の頃の暖房を思い出した。
昔の住宅は木と紙と土でできていた。
現在の様に断熱材などは考えも及ばなかった。
隙間風が入るので戸障子に目張りをしていた時代である。
木造住宅の特有のすきま風は、家族が一個所で身を寄せ合う
格好の隠し味のようでした。
流石に囲炉裏は無かったが、居間には炭や練炭を使った火鉢が
あって正月には餅などを焼いていた記憶がある。
「温風ヒーター」や「エアコン」「電気カーペット」や
「電気毛布」がない時代です。
今、流行の「ゆたんぽ」を使った記憶があります。
こたつも「堀ごたつ」で木炭や練炭などが置いてあり、冬の匂い
として懐かしく思い出されます。
寝るときに「豆炭あんか」を使った記憶もあります。
分厚い百科事典を左右に開いたような容器に石綿が詰めてあり
その中心部分に真っ赤に熾った豆炭を入れたものです。
そんな子供時代、一番あたたかく思い出されるのは、母の手です。
着布団と敷布団との間に隙間が出来ないように、母が私の体の
輪郭に沿って、手で着布団を固めてくれました。
幼い「アリさま」は体を真っ直ぐに伸ばし、母の手が私の体の
回りを一周するのを、「とん、とん」という音と共に嬉しく
待っていました。
暖かさは優しい思い出に繋がるようです。
本当に毎日が【吾亦紅】でした。