寿迎夢・寿迎夢

海砂利水魚水行末雲来末風来末

「鈴木一郎」閣下

2009-04-17 | Weblog
胃潰瘍で休養していたイチローにとっての開幕戦であった。
昨シーズンあと2本にせまって届かなかった張本勲の持つ日本記録
3085安打に並んだ。

しかも満塁本塁打という彼らしいド派手な演出付き。
何故かイチローは節目となる安打は本塁打を打つことが多い。

これも彼の計算による演出なのだろうか?(しかも満塁本塁打)
当時不滅と思われた張本勲の大記録に並んだのだ。

イチローの出現までこの記録を脅かす選手すらいなかった。
破られることは無いと思われた記録も、イチローにはまだまだ通過点。

日米通算10032打席目、9084打数目の3085安打。
これは張本勲の9666打数をはるかに上回るスピート。

イチローの違うところは、守備の上手さとレーザービームの強肩である。
張本は本人も認めるお粗末守備と肩で「守っても安打製造機」だった。

年齢も、張本の41歳に対してイチローはまだ35歳。
どこまで記録を伸ばすことが出来るか楽しみである。

今年は9年連続200本安打のメジャー新記録が期待されている。
同時に、メジャー通算2000本安打までも残り193本。

イチローによって次々に塗り替えられていく記録。
もちろん記録のために野球をしているわけではないだろうが、ファンに
とっては楽しみが尽きない。

不滅の大記録、ピート・ローズの持つ通算最多安打4256本も夢ではない。
しかし、凄い「侍のオトコ」である。

しかし、裏では凄い努力と葛藤があるようだ。
WBCの不振が、有言実行の彼を苦しめ、胃潰瘍にまで発展したのだろう。

そういう意味では、最後の打席で「美味しいところ」が、彼に回って
来た事は良かったと思う。

「アホウ」も「一郎」も「森健」も、少しは爪の垢でも煎じて飲めよ!

「先輩がこれなら残念な気持ち」@麻生総理