寿迎夢・寿迎夢

海砂利水魚水行末雲来末風来末

晩秋の大江山

2010-11-13 | Weblog


本日も、郷里へ爆走します。今日は焼サバ鮨を食う時間があるかな?

福知山市動物園の「イノシシの上に乗る子ザル」が評判となり、
日本中から観光客がやってくる―――
友人より「福知山ってどんなところ」と多く聞かれました。

福知山は、
「明智光秀が善政をひいた山陰入口の交通の要所」だった。
しかし、「京都」「大阪」「神戸」から、すべて100㌔の山の中。

そして、「舞鶴」や日本三景の一つの「天橋立」など、日本海まで
それぞれ50㌔の、たった人口8万人の小さな田舎町。

三日天下と言われた、芦田均元総理の出身地でもある。
精悍な陸軍として有名になった「20連隊」が駐屯したこと。

宮津の遊郭より3倍も大きかった「猪崎新地」があったこと。
そして、酒呑童子で有名な「大江山」もある。

「日本列島でもっとも背の低い分水嶺地帯」でもある。
大昔、由良川の水が福知山を通り、太平洋に流れていたが、
長田野周辺が隆起して、兵庫県の石生(いそ)の水分れ公園が
分水嶺と変わり、由良川の水は福知山で北流して、日本海に
流れている。(大昔は大江町公庄が分水嶺だった)

夏は蒸し暑く、冬は凍てつく寒さ。四方を山に囲まれた盆地特有の気象。
亀岡と福知山は霧の深いことでも有名。

快晴でも霧の濃いときは、由良川沿いの旧市内は、午前11時になっても
霧で晴れない。

これは経験した人でないと解らない。

大江山 雲海