寿迎夢・寿迎夢

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ギリシア

2011-11-03 | Weblog
あの頃チャンネル(2008年11月02日~2008年11月08日)


オリンピツク入場行進は、ギリシアが最初と決まっており、祇園祭の長刀鉾と
同じ扱いで立派な国だと思っていたが、とんでもない国である。

ギリシアのパパンドレウ首相がようやく決まったEUの救済策受け入れについての
国民投票を行う姿勢を示した。

EU首脳が遅くまで話し合ってようやくまとめた成案なのに、ギリシア国民に
大きな痛手が伴うため否定される可能性があるという。

ギリシアでは国民の就労人口の約4分の1が公務員で、年金は50代から貰える。
前の政権が国民の支持を取り付けるためバラ撒きを続けた結果だといわれている。

国内では暴動に発展しそうなほど激しいデモが続けられているが、外からギリシアを
見ると世界の不況を更にひどくしているのに何を勝手に騒いでいるのかと思う。

民主主義発祥の地なのに、今のギリシア国民は国の財政状態も理解せずバカ
じゃないかと思ってしまう。

わが国内のTPP論争も外から見れば、バカじゃネーかと思われているだろう。
第一、財政破綻は対岸の火事ではない。

考えてみれば民主党の政策もギリシアの政策とあまり変わらないバラ撒きだワ。

TPPについても賛成・反対いろいろな意見がある様だが、国内の様々な利権に
しがみついてちっとも改革しようとしない官僚や圧力団体(農協、医師会など)を
見ていると、TPPがよく分からないながら黒船として利用してみたくなる。

ギリシアの首相の発言でヨーロッパの株式は大幅に下落し、それにアメリカの
FX会社の破綻もあって、先日ようやく9000円台に戻った我が国の株価もダウン。

早くヨーロッパ危機が収束してほしいと願う。
世界に目を配りながら国際世論をリードし、国内を成長に向けて引っ張れる
指導者よ出でよ。

北京五輪の聖火リレーがギリシャからスタート