寿迎夢・寿迎夢

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オリンポス

2011-11-09 | Weblog
ご存知オリンパス。

最近、コンパクト一眼レフが流行して女子カメラブームの立役者となったけど
この会社、世界7割の内視鏡メーカーという事はあまり知られてない。

そのいわば日本のエクセレントカンパニーと言われているオリンパスが
上場廃止の危機に陥っている。

会社買収に巨額の使途不明なM&A会社への報酬、しかも買収した会社は殆ど
機能していない会社。

言わば町の商店を何億という値段でお買い上げだ。

それに留まらず1990年から株の損失を先送りして、ある意味山一證券の時の
飛ばし行為に近い事をしていた。

粉飾もやっていたみたい・・。

技術者が一生懸命に働いて築いた会社の信用をこの幹部の連中はあの手この手を
使って自分たちのやってきた事を保護していたのだ。

ライブドアが上場廃止したのだからオリンパスも同じような憂目に遭うのだろう。

このお陰で日本株への信頼は失墜。
企業統治に関する作業チームも発足して会合を持つらしい。

これが氷山の一角にならないと良いのだが・・・。
やっと復興の兆しが見えたかに思えた日本企業。

タイの洪水や円高で疲弊しているところにまた大きな石を投げられた形になって
とても悲しい・・・というか悔しい。

オリンパスは自身で開発した内視鏡で自分のカラダの中を見なかった。
今回の異変に気付いた外人の解任された元社長は内視鏡より正しい診察をした。

バカな経営者が居ると一所懸命に働いている従業員が可哀想だね。

何処かの製紙会社も アホみたいぼっちゃん顔の会長が、何百億もの金を本社や
関連企業から引き出して、私的に流用していた・・・。

まじめに働いている人たちの足を引っ張る幹部が巣食う会社は、腐った膿を
出し切らないと早晩潰れます。

オリンパス副社長を解職 買収資金で損失穴埋め(11/11/08)