どすこい鶴竜

三場所で目標の33勝を手にした鶴竜でした。
取り口の見事さは親方譲りと言える。

否、井筒親方(逆鉾)の父相撲巧者の鶴ヶ峰を髣髴とされる力士で、モンゴル出身で
ありながら最も贔屓にしている力士でした。

怪我もあって十二分に星を稼がないときが続いた。
大関取りの今場所は体が違っていた。張りと艶が違うのです。

案の定、安定した勝ち星を重ねてきた。
大関とりの33勝目と一杯で優勝も可能であるだけにプレッシャーも大きかったと思う。

しかし、琴欧州との今日の試合は見事だった。
二敗目から突然崩れた把瑠都との違いを見せている。

今日知ったのだが、彼の強さの陰に、存在する頭脳も関係していたことを知った。
モンゴルの大学の学部長をしている父を持つのだと言う。

明日は今日までに11勝している豪栄道が相手である。
しかし、今日の相撲を見てあす勝って優勝は確実と判断した。

もう一つ、前記の彼の父が日本へ向かっていると言う。
明日は父親の前で優勝を決めさせてやりたいものです。

昼まで残った雨で、木の芽は一斉に活発になりました。
写真は有ストテレス邸の彼岸桜どすコイ・