読んだら歩きたくなるブログ

『歩行不足』な現代人は、自己骨盤矯正ができてなーい!自分でできる骨盤矯正に興味のある方へのブログです。

補正下着やガードル

2021-01-25 15:56:26 | 日記
こんにちは!あるくべきのふみです!
昨日は凍える寒さで今日は暖かい…と、日々の寒暖差も激しいですね。天候と自分の体調を気にしながら、しっかり歩き氷冷しましょう♪

さて、今回は、補正下着やガードルについてです。自分の体型を気にして履いている人がいますが、逆効果になる場合や骨盤への悪影響になっている場合が結構あります。

身体のラインを強制的に封じ込める窮屈な下着は、骨盤の動きを封じ込め、肥満やむくみ、老化などをもたらす可能性があります。

女性の身体は年齢を重ねるごとに脂肪がつきやすくなるので、体型がどんどん変わっていきます。そんな時に目につくのが、補正下着などのキャッチーな広告です。

残念ながら、補正下着をつけるだけで痩せたり、骨盤矯正できたり…ということはないです。見た目だけでもスッキリさせたい…というのも聞きますが、それによって体が不調になることもあると知っておいてほしいのです。

窮屈な下着は、骨盤が固定され、関節の“あそび”の部分も固定されてしまいます。関節の“あそび”の部分で、身体の動きはサポートされているので、そこを固定されてしまうと、他の場所でバランスを取ろうとして、様々な関節のズレに繋がっていきます。

経験上さらによろしくないのが、『重ね履き』です。例えば、きつめの下着の上に、ガードルを履くなどです。1枚だけなら、身体はそれでもバランスをとってくれて、不具合が目に見えて出ることも少ないのですが、2枚重ねた時には、明らかな不調がすぐに出ることが多いです。

気分が悪くなったり、どこかの関節が痛くなったり、症状は人それぞれですが、重ね履きが原因の症例を何度か診ています。そして実は、自分自身でも体験しています。

補正下着とガードル等で、2重に複雑にロックされてしまうと、関節の“あそび”はさらになくなり、身体の動きに影響を及ぼすのだと思われます。

加えて、皮膚の締め付けは血流を悪くし、血行不良や自律神経の乱れなどに関わってきます。血行や代謝が滞れば、体はむくみ、体温が低下し、冷えは血行の乱れを呼び…と悪影響の無限ループになってしまいます。

さらに言うと、『サポーターやコルセットはつけるべきか?で書きましたが、補正下着やガードルをつけ続けると、本来使うべき筋肉を使わずに動けるので、体幹のインナーマッスルが弱っていきます。つまり、それがないと動けなくなっていく身体になっていくというわけです。

自分が苦しいと効果がありそうと頑張る人もいますが、自分に合った下着で、しっかり歩いたほうがよっぽど効果があります。

ちなみに、窮屈な補正下着やガードルをつけたまま歩くと、自己骨盤矯正がしにくいです。なにせ、関節の“あそび”を封じているので、関節が元の場所に戻ることも封じていることになるからです。

自分に合った衣服で、しっかり歩き氷冷しましょう!

皮膚の異常

2021-01-18 15:54:17 | 日記
こんにちは!あるくべきのふみです!
朝晩寒いですが、日中はそこまで寒くなかったりしますね。時間帯に気を付けて、しっかり歩き氷冷しましょう!

体の不調が出やすいところとして『皮膚』があります。皮膚は、人体最大の器官です。体表面をカバーし、体内の恒常性を維持しながら、外部環境に対する保護バリアとして働きます。

外部の刺激(虫刺されなど含む)で、乾燥や物理的に何かが触れて赤くなったりしたのを除けば、皮膚に現れる症状は体内部からのメッセージかもしれません。

赤くなったり、腫れたり、痛みや痒みが出たりする所が、いつも同じ場所だったり、関節付近だった場合、皮膚の下に原因があるかもしれません。

骨があって、筋肉があって…それら全てを覆うのが皮膚なわけです。骨や関節がズレると、まわりの筋肉は引っ張られるし、それを覆う皮膚も当然引っ張られます。そうやって引っ張られると、炎症が起こったり、痛みや痒みが出たりし、皮膚の異常として現れます。

皮膚だけフォーカスすれば、酷い場合を除き、保湿剤などを分厚めに塗布すると、一定の効果があります。ただし、一時的に皮膚が治っても、ぶり返すようなら、皮膚の下の大元を治そうとしても良いかもしれません。つまり、歩くことです。

ちなみに、「傷ができたら、消毒して乾かしましょう」は完全なる間違いです。昔はそう言っていたので、いまだに勘違いしている人もいます。

皮膚の傷を早くきれいに治すためには、乾かさないこと(湿潤療法)です。

細胞は、生き物なので、当然「水分」が必要です。カラカラに乾いた傷では、周囲の皮膚細胞は増殖することも、傷の表面を覆うべく移動することもできません。傷が治るためには「ほどよく潤っていること」が非常に大切なのです。

皮膚に傷ができたら、傷を十分に洗いながし、乾かさず、カサブタをつけず、消毒しないようにしましょう。

傷が化膿する原因は細菌です。土や砂、血液や「かさぶた」といったゴミがあると、これらが栄養分となるため、細菌は一気に数100~数1000倍に増殖、その結果、感染・化膿します。つまり、傷を洗い流し、ゴミを取り除けば、感染・化膿は起こらないということです。

皮膚に傷がつくと、体液が染み出てきます。この体液には、組織の修復と再生を促す成分がたくさん入っています。傷を乾かすと、体液が渇いて「かさぶた」となり、感染の原因となります。また、傷が空気にふれることにより、皮下神経が刺激され、痛みが強くなります。

さらに、消毒液は細菌のみならずヒトの正常な組織も破壊してしまうため、痛みが出ます。ケガした直後は、細菌はとても少ないため感染が成立しておらず、消毒する必要がないそうです。消毒しても傷は治りますが、消毒をしないほうが、痛みもなく傷の治癒が早まります。

私たちの大切な保護バリアなので、皮膚は損傷しないに越したことはないですが、もし傷ができたらすぐに対処しましょう。

腸活で免疫力アップ

2021-01-11 08:39:00 | 日記
おはようございます!あるくべきのふみです!
寒くて凍えますね。無理はせず、日中か館内などで歩きましょう。

腸活と骨盤の位置でも触れていますが、歩行は腸活にもなります。この腸の働きは、脳や免疫にも大きく関わっています。

腸は“第二の脳”と言われており、脳と腸は神経やホルモン情報のやり取りで人の体調をコントロールしています。脳がストレスを感じると、それが自律神経を介して腸に伝わり、腸の運動に異変を起こしたりします。こういった“脳と腸が相互に情報を伝え合い、体全体の働きを調整する関係”を“脳腸相関”と言うようです。

また、免疫機能の60~70%は腸に集中していて、善玉菌は腸内環境を整え、免疫力をアップさせます。逆に、悪玉菌が増えると、肌荒れや便秘、肥満、動脈硬化、大腸がんなどの原因にもなります。免疫を高めることは、もちろん感染症予防に役立ちます。

寒さで代謝が低下する冬は、免疫細胞の働きも悪くなり、病気に対する抵抗力が下がりやすく、副交感神経の働きが低下して、小腸や大腸の筋肉が収縮を繰り返す蠕動運動が低調になります。さらに、気が付かないうちに体内の水分が失われて、便秘にもなりがちです。免疫機能の集中する腸内環境が乱れると、感染症や風邪にかかりやすい状態になってしまいます。

寒いから動きたくない気持ちは分かりますが、動くこと前提に設計されている私たちは、それでも動かないといけないのです。腸の蠕動運動は自律神経によって調節されているため、歩くことで副交感神経を優位にして腸の蠕動運動を活発にします。加えて、腸内フローラを健康にするというデータもあるようです。

歩くことも重要ですが、胃腸を休めることも大事です。

小腸の蠕動運動は、空腹時に活発になります。そのため、だらだら食べ続けたり、寝る直前に食べたりしてしまうと、胃腸での消化活動が盛んになり、小腸から大腸へ食べかすや食物繊維などを送る運動の時間を十分に取ることができません。つまり、腸内の掃除ができなくなってしまうのです。

小腸に食べかすが残ってしまうと、腐敗したり、悪玉菌が増えたりして、腸内環境が悪化する原因にもなります。腸内環境を整えるには、食べ続けることや寝る前の飲食は避け、空腹の状態で十分な睡眠時間を確保することが大切です。

ちなみに、空腹時間が続いた後に朝食を取ると、食べものによって胃が刺激されて、大腸が反射的に動き出す「胃・大腸反射」が起こるため、朝の排便もスムーズになります。

感染対策が叫ばれる今、自分達でできることに、マスク手洗いに『腸活(歩行)』も加えてみてはどうでしょうか。

正月太り

2021-01-04 14:56:58 | 日記
あけましておめでとうございます!あるくべきのふみです!今年も元気に歩き、氷冷しましょう♪

さて、新年が始まりました。ステイホームなお正月だったので、食べて寝てばかりだったという人もいるのではないでしょうか。

前回“冬こそ歩くべきです!に書きましたが、本来、冬はエネルギー消費量は自然に増えやすい状況で、体に蓄積された脂肪を消費しているのです。しかし、『正月太り』という言葉があります。

そう、実は、脂肪を消費している冬だからこそ、人は太ろうとします。気候が寒くなるほど、人間の体は体温を保つために皮下脂肪をたくわえようとするのです。北海道なんかの寒い地域であれば、こうした体の働きは活発になります。

加えて、冬の食べ物は、カロリーが高いものが増えます。季節の食べ物というのは、人が欲する物が多いので、冬は脂肪を溜めやすいものということになります。まぁ、現在は季節問わず何でも食べられる世の中ですが…。結局、飢餓に備えて、我々は糖分油分が美味いと感じるようにできているので、それがいつでも食べれる今は、季節関係なく太る仕組みなのかもしれません…。

さらに、気候が寒いと、動くことや外出することなどが億劫になったり、歩かず乗り物を使う機会が多くなります。そうなると、摂取したカロリーの燃焼率は悪くなり、どんどん体に蓄積されていく一方になってしまいます。

休みも重なり、だらだらと寝過ごして、朝日を浴びなかったりすると、体内時計が狂ってきます。その結果、体は活動をできるだけ抑制して、エネルギーを脂肪として蓄えようとします。
摂取エネルギーが消費エネルギーを上回った場合、余ったエネルギーが脂肪細胞に蓄えられています。その余ったエネルギーが7000kcalになるたびに、脂肪が約1㎏ずつ増えていく計算になります。

私が歩け歩け言っているのは、あくまで骨盤矯正のためなので、ダイエット目的なわけではありません。しかし、歩くことは、溜まった脂肪を燃焼させることもできます。

正月太りしたかも…という人は、いつもより多く歩いてみるのも良いかもしれません。1日だけではなく、少しでも良いので、毎日(or 1日置き)行うというのが、ポイントです。

これをきっかけに、歩行氷冷習慣をつけてみましょう!