読んだら歩きたくなるブログ

『歩行不足』な現代人は、自己骨盤矯正ができてなーい!自分でできる骨盤矯正に興味のある方へのブログです。

更年期症状について

2020-06-29 15:38:34 | 日記
こんにちは!あるくべきのふみです!
梅雨なので、さすがに雨の日が多いですが、合間に心地よい気候の日もあるので、そんな時を狙って、歩ける時に歩き、氷冷しましょう♪

女性のホルモンや月経について触れましたが、今回は『更年期』についてです。

女性の身体は、40歳を過ぎた頃から、卵巣機能が徐々に衰えていき、やがて閉経を迎えます。この閉経の前後約10年が更年期と言われます。そして、それ以降は、高齢期となり、骨粗しょう症や動脈硬化などのリスクが高くなりますが…。

そう、想像する以上に、更年期時期は、約10年と、長いのです。

この時期に、卵巣から分泌される女性ホルモンの1つであるエストロゲンが急激に減少してしまい、体の中のホルモンバランスが乱れます。そうでなくても、4つのホルモンが月経周期によって乱高下していたにも関わらず、今度は1つが減少することで、めちゃくちゃ乱れるのです。

ホルモンが減少することで、そのバランスが乱れると、何らかの不快な症状が現れます。その症状は、多岐に渡りますし、個人差があるので、実際は分かりづらいこともあります。

一般的には、自律神経の調節が乱れ、ほてり・のぼせ・冷えなど…と言われたりしますが、この時期の体や精神の不調は、ホルモンバランスのせいかも?と思って良いでしょう。

仕事や生活に支障をきたしてしまうほど重くなると、「更年期障害」と言われます。

女性ホルモンは、脳の視床下部によってコントロールされており、視床下部からの指令により、卵巣が女性ホルモンを分泌します。

更年期に、卵巣機能が低下することで、女性ホルモンの分泌も減るのですが、脳は、女性ホルモンをもっと分泌して!とじゃんじゃん指令を出します。この指令を出しているのに対応してくれない状態が繰り返されると、視床下部はパニックに陥ります。

視床下部は、自律神経や免疫の中枢でもあるので、このパニックが色々と影響してしまいます。急なのぼせや発汗、動悸などの症状が起こるのは、そのためです。

体の物理的なことだけでなく、更年期障害の要因として、家庭環境や職場環境、その人の性格、ストレスなんかも関係してくるので、より複雑です。

更年期症状は、100以上あると言われるくらい、これだと言えないところが厄介です。個人差が激しいし、肉体的なことも精神的なものもあるので、判断するのも難しいかもしれません。

症状の出かたも、1つの症状が長く続くこともあれば、症状がコロコロ変化したり、同時にいくつも出たり、治っても再発したり…と、はちゃめちゃです。

ただ、言えるのは、なぁんか不調だ…と感じたら、もしやホルモンのせいか?と疑ってみてもいいということです。体がしんどかったり、鬱々としたり、気分が滅入ったりしたら、客観的に考える手段として、一旦全てをホルモンのせいにしてしまうのです。

「ホルモンバランスが悪いせいだわ。」と冷静になるだけでも、気分が切り替わるキッカケになります。

ちなみに、男性も40代以降は更年期です。これまで、1つのホルモンが、常時一定量分泌されていたものが、ここにきて初めて減少という事態を迎えます。実は、女性よりも対応に戸惑うこともあるかもしれません。

まぁ、人間が、男女共に、ホルモンが減少するまで長生きするようになったのは、20世紀入ってからのことらしいので、実は、これも体内進化的に、まだそこまで設計できてないのかな?と思ったりもします。

加齢とホルモンの減少には、今のところ抗えないので、個々で、どう対処していくかです。ひとまず、何も考えず、歩くことと、氷で冷やすことをオススメしています。

月経痛と骨盤

2020-06-22 14:50:46 | 日記
こんにちは!あるくべきのふみです!
雨が続いていて、涼しいのは良いけど、歩きに出るタイミングが難しいですね。曇りになったらチャンスです。歩ける時に歩き氷冷しましょう。

前回は、女性の腰痛などの話でしたが、今回は、ずばり、月経痛のお話です。

月経というのは、骨盤の下方にある子宮という袋が、内幕血の増殖で膨らみ、月経血を押し出すために萎むという活動です。実は、仕組みとしては、心臓の活動とも似ています。

子宮や卵巣は骨盤の底部分にあり、骨盤と靭帯というヒモが繋がって位置を定めてます。

骨盤に歪みが生じると、子宮や卵巣はヒモに引っ張られて、正しい位置にいられなくなり、子宮が後屈したり、隣接する膀胱や腸とぶつかって変形したりしてしまいます。

例えば、普通に膨らませた風船は、口を緩めれば、空気がゴムの収縮力でスムーズに出ていきます。しかし、その風船を捻ったり変形させると、口を緩めても空気がスムーズに出ていきません。出口などが捻れて狭くなっていたりするからです。それでも空気を出そうとするなら、無理矢理風船を潰したりして圧力をかけたりするしかありませんよね?

これと同じように、変形した子宮では月経時のスムーズな血液の絞り出しができません。けれど、月経血は全て排出したいので、子宮の筋肉を過剰に収縮させたりして、絞りだそうとします。これが、月経痛の1つの原因です。

つまり、骨盤の位置を正し、子宮や卵巣の位置も正しくなれば、月経痛を軽減することができるというわけです。

ただし、月経痛は、出産の痛みを疑似体験するためのものでもあるので、ある程度は避けれないことでもあります。

月々の痛みに耐えて訓練しておかなければならないほど、出産というのが、ものすごいことなわけですが…。

月経痛には、原因も色々あって、個人差もあって、辛い人は、めちゃくちゃ痛いし、しんどいし、その度に救急車って人もいるくらいです。

どうしようもない時は、速やかに、鎮痛剤を飲んでしまいましょう。そこで薬を服用せずに苦しむ必要はないからです。

ちなみに、月経周期は、骨盤の開閉周期に大きく影響しています。生理が始まって2~3日の出血量が多い時期に骨盤は弛みます。その後、排卵日にむけて骨盤が閉まり、それを過ぎて、再び生理日にむけて骨盤が弛んでいくというサイクルを繰り返します。

実は、骨盤調整するなら、骨盤が弛む生理中が、効果的なのです。

ということは、生理中に歩行できれば効果的ということです。もちろん、無理はいけません。体が辛い時は、休んでくれと体が訴えているので、それは聞いてあげましょう。

氷冷は、腰部分(背部)なので、問題なくできますが、不安ならお腹部分を暖めながらでもかまいません。しかし、これも無理はせず、体調第一でお願いします。

女性の腰痛とホルモンバランス

2020-06-15 17:05:38 | 日記
こんにちは!あるくべきのふみです!
気温の落ち着いた昨日からの猛烈な暑さの今日!です。気温差10度って、すごいですね。こうなると、体がついていけないですね。くれぐれも気を付けて、気温が落ち着いた時に歩きましょう。歩かなくても氷冷だけでも行いましょう!

さて、今回は女性の腰痛とホルモンバランスについてです。

男女の体は、色々な違いがあります。脳の形状も違うし、放出ホルモンも違うし、筋肉量も、骨盤だって違います。

乳児を抱っこすると、すでに男女の違いが分かります。女児がふわふわな感じで、男児はガッシリ感があります。つまり、その頃から、違いがあるわけです。もちろん、成長過程で、さらにメキメキ変化していくのですが…。

男女の違いについて、面白い話は色々ありますが、体の要である骨盤についてお話しましょう。

出産時骨盤は破壊されます。で触れていますが、日本人女性の骨盤は、“上から見ると”、横長のハート型をしています。

そして、“正面から見ると”、女性の骨盤は「タライ型」をしており、男性は「バケツ型」をしています。つまり、骨盤の底の部分が、女性のほうが広くなっているのです。

これは、女性の骨盤が、妊娠出産に適応するようになっているからです。これもすごい仕組みなんですが、そのせいで骨盤が弛み易く、女性のほうが、男性より腰痛などなりやすいとも言えます。

そして、何はなくとも、毎月1回、女性の骨盤は、ホルモンによって弛みます。骨盤が弛むということは、腰痛にも肩こりにもなりやすいという状態なのです。それが、ほぼ毎月あるのです。

そう、ずばり、月経時です。

そもそも、女性は月経周期に合わせて、4種類ものホルモンが増減します。エストロゲン、プロゲステロン、オキシトシン、テストステロンというホルモン達が、増減することで、日々精神状態も変化するのです。

さらに言えば、月経の始まる10代と、妊娠出産前後、閉経の50代その前後10年、いわゆる更年期は、ホルモンバランスの乱れが酷くなるケースが多いです。

対して、男性の精神状態に影響を与えるのはテストステロンという男性ホルモンのみです。しかもこれは常時、一定の量で分泌されます。ただし、40代以降、私的見解では70代前後でホルモンが減少してくると、怒りやすくなったりする男性更年期になりますが…。

私は、自分の気分が、このホルモンバランスに支配されている感じさえします。だからこそ、どうしようもなくイライラする時や、やたらと落ち込む時は、これはホルモンのせいだな…と結論付けて乗り越えることも多いです。

ちなみに、ホルモンの支配から逃れたい時は、それこそ、歩行と氷冷はとても有効だと思います。とてもオススメです。

暑熱順化して熱中症対策しましょう。

2020-06-08 15:36:14 | 日記
こんにちは!あるくべきのふみです!
涼しい時もありますが、日中は暑いですね。こんな時期こそ、涼しい時間帯に歩いて、帰ったらしっかり氷冷しましょう♪

さて、この時期こそと言いましたが、今の時期に、体を暑さに慣れさせて、しっかり熱中症対策する必要があります。

熱中症対策と言うと、水分をこまめに摂るとか、なるべく涼しくする…等々が思い浮かぶ人が多いと思いますが、なぜ熱中症が起きるのかを知って、根本から対策していきましょう!

そもそも、熱中症は、体温が上がり、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能が働かなくなったりして起こります。

炎天下で、運動したり、長時間過ごしたという場合だけでなく、梅雨の時期に突然気温が上がったり、気温が低くても湿度が高い場合でも、かかりやすい病気です。

運動や作業をする(=動く)と、私たちの体の中で熱が生まれます。これは、『毎日氷で冷やしましょう。』でも少し触れましたが、本来、人間の体には体温調節機能が備わっています。

体温が上がりすぎると、末梢血管が拡張し、皮膚に多くの血液が流れ込むことで、熱を体の外に放出します。それと同時に、発汗することで、その汗が蒸発するときに体の表面から熱を奪い体温を下げる働きをします。

しかし、体温調節機能が乱れて、体外に熱の放出ができなくなると、体内に熱がこもって体温が上昇します。そして、急激に大量の汗をかくと、体内の水分と塩分が失われるので、体液バランスが崩れてしまい、筋肉や血流、神経などに影響を及ぼすことになります。

それにより、めまい、頭痛、吐き気、けいれんや失神といった熱中症の症状が現れるのです。

もし症状が出てしまったら、涼しい場所で安静にし、水分・塩分を補給しましょう。首が付く部位(首筋、手首、足首)や脇の下、足の付け根など動脈が通っている部分を氷冷して、体温を下げるのも効果的です。症状が酷い場合は、速やかに病院へ行ってください。重篤であれば死にも関わる病気なので、甘く考えてはいけません。

まだ症状が出てない場合の対策として、「暑熱順化(しょねつじゅんか)」=体が暑さに慣れること、というのがあります。

本来の体温調節機能が正常に働けば、熱中症は起こらないのです。ならば、体を暑さに慣れさせて、暑い時にも体温調節、発汗コントロールがきちんとできる身体にしておきましょう、ということです。

では、どうすれば、暑熱順化できるのでしょうか?

実は、このブログを読んで歩行習慣を獲得している方は、すでに暑熱順化できています!なぜなら、普段から適度に汗をかく習慣がある人は、暑熱順化していることになるからです。

つまり、1日30~40分程度のウォーキングを続けていると、暑さに対抗できる身体づくりができており、熱中症になりにくい身体になっている!ということなのです。

暑熱順化すると、低い体温でも汗をかきやすくなり、汗の量が増えます。さらに、皮膚の血流も増加します。体内の熱が逃げやすくなり、体温の上昇を防ぎます。

また、汗腺で作られる汗は、毛穴から出る前に塩分が血液中に再吸収されます。暑熱順化すると、塩分の再吸収が高まるので、汗に含まれる塩分が少なくなり、脱水になりにくくなるのです。

もちろん、どんなに体を暑さに慣れさせても、現在の突飛な異常気象や、現状のマスク必須社会が原因で、体の機能がついていけない場合もあります。

外的なものだけではなく、寝不足や二日酔い、疲れがたまっていたり、風邪気味…等々の体調不良が原因で、熱中症になりやすくなったりもします。

自分だけで対処できることもできないこともありますが、何かのせいにしてあきらめず、まずは、自分のできることからコツコツと対策して、強い身体をつくっていきましょう。

低気圧で不調になる?

2020-06-01 16:03:59 | 日記
こんにちは!あるくべきのふみです!
じめじめした6月の始まりですねー。梅雨がそこまで来ている感じです。雨の隙間をぬって、今日も歩き氷冷しましょう♪

天気が悪いと体調が悪くなる…ということがあります。これは、動物として正しい感覚です。そもそも、野生の動物であれば、雨や台風にはすぐに反応できるようにできています。

自然に生きる動物達は、雨の前や地震の前に、それらを察知し行動を起こすことができます。それは、大気や気圧の変化を察することができないと、生死に関わるからです。所謂、危機回避能力なのです。

私たち人間も動物なので、その能力は備わっています。しかし、気圧の変化に左右されないくらい健康体であれば、その能力はとても鈍くなります。そして、体が弱ってくると、敏感に気圧の変化を体が察知するようになります。

病気や怪我があったり、歳をとってくると、気圧の変化(天気)に敏感になります。弱っている人ほど、天候によって、体調に影響が出てくるのです。

生物ならば、皆、気圧の変化は体に影響があるのですが、外気の圧力が個人の許容範囲に収まっているかいないかで、感じ方や症状が様々なのです。

では、気圧が変わると、なぜ体に影響が出るのでしょうか?

地球上の生物は、地球の重力1Gを受けて生活しています。
1Gというのは、1気圧(1013hp)になります。天気図の数字で、1013hpから見て、それより上であれば高気圧、下であれば低気圧となります。

生物は皮膚と空気の膜で隔たれて、例えて言うなら、見えない1G=1気圧のタイツを体に纏っている状態です。

気圧が下がるということは、この纏っているタイツの力が弱くなるので、低気圧だとタイツの中(身体)は膨張してしまいます。膨張すると、筋肉は緩み、関節の圧力が下がり、関節は緩みます。

関節が緩むと、骨と骨はズレ易くなるし、ズレが生じると炎症起こったり、炎症により痛みが出たり、体を正常に保とうとして関節やその回りの組織に無理を生じさせることになります。

もちろん、血流やリンパの流れ、脳脊髄液の流れにも関わってきます。天気が悪い日に、頭がぼーっとしたり、頭痛、腰痛、関節痛等々が生じるのは、そのせいなのです。

つまり、気圧が下がると、体が膨張するので、不調が生じてしまうということです。

それらの不調に対抗するには、歩けるようであれば歩くことですが、氷冷することが、有効な手段の1つです。要であるお尻から腰部分(仙腸関節)を氷冷するもよし、頭部を氷冷するのもオススメです。