おはようございます!あるくべきのふみです!
歩くのにちょうどいい!という日がありますね。そんな日を逃さずしっかり歩き氷冷しましょう♪
「けど、本当にほとんど食べてないのに、水を飲んだだけでも太る。」と話をする方がいらっしゃいます。そんなことはあり得ないと、たいていの人は思います。そして、「そう言っても食べ過ぎてるから太るんだ」と考えています。
しかし、実は、この「食べ過ぎる」だけでも太るとは言えません。
なぜなら、食べ過ぎたら太るものと、たくさん食べても太らないものがあるからです。逆を言えば、少量食べても太るものがあるとも言えます。もちろん、多くの人は、太るものをたくさん食べてしまいます。エネルギーを蓄えるために食べるのですから、当然とも言えます。
では、何を食べると太るのでしょうか?
以前は、「カロリーの高いもの」「油っぽいもの」がダイエットの大敵だと言われていました。しかし、私たちを太らせるのは、カロリーや脂肪ではありません。
答えは、『糖質』です。
太っている人は、成分としての糖質を1日300g以上摂っているそうです。それに対して、脂質やタンパク質は5分の1の60g程度。つまり、圧倒的に糖質に偏った食事をしているというのです。
これを知って、自分の食生活を振り替えってみると、なるほど糖質だらけなのです。
甘いもの菓子類などは、当然糖質です。果物もそうです。なにより、ごはん、麺、パン、パスタ、イモ類などの炭水化物は、すべて糖質です。これら炭水化物は「多糖類」といい、消化・吸収の過程ですべてブドウ糖に分解されます。砂糖は「二糖類」で、やはりブドウ糖に分解されます。
こうして分解されたブドウ糖は、小腸から血液中に吸収されます。そして、血中のブドウ糖が増えて血糖値が上がります。
このときに、血糖値が上がり過ぎないようにインスリンというホルモンが分泌され、血中に溢れたブドウ糖をグリコーゲンに変え、肝臓や筋肉に蓄えます。ただ、その貯蔵量は100~200g程度と限られており、余ってしまったブドウ糖が今度は脂肪に形を変え、脂肪細胞に取り込まれるのです。
ちなみに、インスリンというホルモンは、若さに必要な成長ホルモンの分泌も止めてしまいます。つまり、糖質は、老化を加速させてしまう元凶だとも言えるのです。
一方で、脂肪は食べても太りません。脂肪は、私たちの体に37兆個もあると言われる細胞の膜の材料として、どんどん消費されます。ホルモンをつくるためにも脂肪は必須です。にもかかわらず、1日に60g程度しか摂っていないのですから、そもそも過剰にはなりません。たとえ摂り過ぎても、そのまま便に出てしまうことが多く、あまり吸収されません。
脂肪の吸収効率が悪いのに比べ、炭水化物はほぼ100%がブドウ糖として血中に取り込まれるのです。
もし痩せたいと言うなら、自分がどれだけ糖質を接種しているか把握することが、ひとつの手だと思います。
「その一口は、本当に必要かどうか?」そこからなのです。