読んだら歩きたくなるブログ

『歩行不足』な現代人は、自己骨盤矯正ができてなーい!自分でできる骨盤矯正に興味のある方へのブログです。

痛みには氷冷を

2019-09-25 09:13:37 | 日記
おはようございます!あるくべきのふみです!歩活、氷活してますか?今日も歩いて氷冷しましょう♪

前回氷冷のお話をしましたが、実践できているでしょうか?

これも習慣化されるまでは、少しハードルが高いかもしれません。私も氷を袋に詰めて、冷やす動作が面倒でスタートは遅かったのです。しかし、これも、慣れればなんちゅーこともないし、今では心地よい習慣です。

これも歩き始めのきっかけと同様、痛みがきっかけになることもあります。

身体に痛みがある場合、冷やせばいいのか?温めればいいのか?という質問をよく承けますが、私の解答はこうです。

「痛みがあるということは、炎症(熱)があるということなので、氷で冷やしてください。」

温めることも痛み緩和にはなりますが、熱の回りを温めて全体をぼやけさせて対処しているので、温めた回りの熱が引くと、また痛みが再発します。

氷で冷やし、直接患部の熱を除去することで、炎症部の消炎効果があります。また、組織の代謝を低下させることで、炎症の進行を停止させ、再生までの時間稼ぎができるのです。

『氷で』というのも重要で、保冷剤などはNGです。霜がついているような氷よりも、溶けかけの氷がベストですが…。細かく気にしすぎると、できなくなっては本末転倒なので、とりあえず置いときます。

氷が良い理由は、体の表層部から3cm程度深層の熱を除去してくれて、25℃程度までの温度低下で停止するところです。熱を丁度よくとってくれて、冷やしすぎない(溶ける)優れものだからです。

ちなみに、湿布はどうか?と聞く方もいますが、湿布に冷却効果はありません。ヒンヤリする薬剤が塗ってあるだけなので、長く貼っていると熱が籠ってくる場合もあります。熱を冷ますシートなども、同じく注意が必要です。

ちなみに、痛みが酷い場合には、20分間氷冷して、1時間半空けて再度20分冷やすというのを繰り返すと良いです。

人の体は水でできているので、同じ成分(水)で冷やしたり温めたりするのが、効率もよいし害もない…というのは、理にかなっていると思うのです。

毎日氷で冷やしましょう。

2019-09-18 11:53:26 | 日記
おはようございます!あるくべきのふみです!昼夜の寒暖差が激しいですね。気温差に対処しつつ、無理せず歩きましょう♪

歩くことがどれだけも重要であると、これまで語っておりますが、ちょこちょこ出てきている『冷却』についても、お話しなければいけません。

『歩行と氷冷』
実は、これが両方とも重要なのです。歩いたならば、氷で冷やさなければもったいないです。これまで冷却と言っていますが、『氷で冷やす』ことが重要なので、表記として『氷冷』と書きます。

ヒトは動くと、筋肉が熱産生します。ヒトの細胞や組織が適正に働くことができる温度をキープするため、熱産生と熱放散で、核心部の温度を37度付近に調整しています。

この熱エネルギーによって、生体内だけでなく、関節内にも熱の発生が起こります。正常な状態であれば、この熱も正常に処理されるのですが、体内に疲労が溜まっていたり、僅かな不具合や負傷があると、鬱熱現象(蓄熱現象)が起こります。

つまり、関節内に熱が溜まるということです。日々の生活の中で疲労と共に、徐々に鬱熱も溜まっていき、関節は熱で膨張し弛んで、ズレが生じ、最終的には、破壊につながる可能性があります。

せっかく歩いて土台である骨盤を調整できたとしても、この関節の熱によって、骨が元の位置に戻らないということも多々あります。なので、歩いた後は、土台である骨盤を氷冷しなければ、もったいないのです。

歩かなかった場合でも、普通に生活をしていれば疲れは溜まりますよね?なので、日々の氷冷もぜひ習慣化してほしいのです。

1日1回氷冷することで、関節内の鬱熱を消去し、関節機能を安定させることができます。そうやって、生体内の熱反応の循環を正常化し、かつ、関節が安定すると、不調が少なくなります。

氷冷は、20分間で大丈夫です。長く冷やして効果が上がることはありません。ビニール袋に氷を入れて(袋を二重にするのがオススメです)、肌に直接あててください。最初は、皮膚表面がピリピリして、中にはめちゃくちゃ痛がる人もいますが、1-2分もすれば、心地よいくらいになります。そこまでは頑張ってください。痛いということは、それだけ熱が溜まってるのかな?と思ってください。

さあ、これからは、氷冷生活もスタートですよ♪

歩き始めるきっかけ

2019-09-11 12:28:05 | 日記
おはようございます!あるくべきのふみです!暑さのぶり返しがものすごいですね。無理せず、今日も歩きましょう♪

これまで読んできた方は、そろそろ、少しずつ歩いてみたりしてるのではないでしょうか?

しかし、歩くべきだと分かっても、動き始めるには、腰が重いなんて人も多いですね。かくいう私も、これだけ歩くことが必要だと分かりつつも、実際に歩き始めるには時間がかかりました。

しかし、患者さんに歩くことを勧めるのならば、まずは自分が歩いてないとダメだなと思い、スタートし、今では、その効果を実感して、少し体調悪いと「こりゃ歩かないとな…」と思うほどに、歩いて治すことが意識に刷り込まれています。

習慣化してしまえば、数日歩かないと、なんだか、もやもやしてきます。歯磨き習慣なんかと同じです。歯磨きをする習慣を身に染み込ませているから、しないとなんか気持ち悪いと感じます。

そこまでになるには、数ヶ月かかります。毎日歩いて、2週間くらいで身に付く人もいますが…。その人の生活環境や性格等々で、習慣化にかかる時間は違います。

まずは、きっかけです。
1つ良いきっかけになるのが、「痛み」です。

私の母は、ある日腰痛で起き上がるのも厳しいくらいになり、整骨院など行ったそうですが、腰痛持ちのままでした。その後、私と電話で話した時、私は以前から何度も説明していた『歩行と冷却』を再度説き、とにかく歩いて冷やすことを徹底してもらいました。

口約束だけでは、経過も分からないので、その日の歩行分数と冷却分数を、メールで毎日送ってもらうようにしました。

最初は歩くことが億劫だった母も、腰痛を治すためという目的ができ、歩行がスタートしました。

結論を言えば、2週間程で腰痛はすっかり良くなり、その後も歩行を継続していき、今では、歩行が習慣化しています。あの時の腰痛がなければ、歩くことは、いまだに出来ていなかったと話しています。

腰痛、肩こり、寝違え…など、それは、あなたの歩行を始めるきっかけなのだと思ってください。歩いて、それらの症状が軽減し最終的に治ると、歩行のスゴさは実感できるので、継続していくことが可能です。

もちろん、このブログをきっかけにして、歩行習慣をスタートしてもらえると、とても嬉しいです。

どんな形であれ、ひとまずは、歩いてみることです。

歩き方のお話です。

2019-09-04 10:04:56 | 日記
おはようございます!あるくべきのふみです!台風が来ると気圧の関係で不調になったりしますが、大丈夫ですか?今日もしっかり歩きましょう♪

さて、どれだけ『歩くこと』が重要か分かってきたところで、「そうは言っても歩き方がおかしいとダメでしょう?」「どうやって歩けばいいのか分からないわ。」という人のために、歩き方をお話します。

とはいえ、本来歩き方は、自分達の成長過程で得ているので、もう身に付いていることだとも思っています。
なので、私がまず言うのは、これ↓です。

「早めに目的地に着きたいと思って、しっかり歩いてください。」

正しく歩くチェック項目を確認して歩くと、これは、ちょっと急ぎたい時の歩き方っぽいなと気付きます。

走るほどではない急ぎ方で、気持ち早めに目的地に着きたいので、しっかり前を向いて、やや前傾姿勢になって、歩幅もいつもよりやや大きめになり、腕を振り、しゃかしゃか歩きます。

早めに目的地に着きたいのに、ダラダラとがに股で歩いたり、スマホを見ながら歩いたりはしないはずです。

競歩という競技を思い出して、急ぐなら歩幅が狭いイメージがあると言う人もいるかもしれませんが、競技ルールの上で速さを追求するとああなるだけで、実際あんな風に急いで歩く人はなかなかいませんよね?

普通に自分で、早めに着きたいと想像して、普段通りに歩いてください。

小さなポイントは挙げればいくつもありますが、細かいことを考え過ぎて、結局歩くのが面倒になっては、意味がありません。

いくつか歩き方を先に伝えると、それを意識し過ぎて、変な歩き方になり、身体を壊す人もいます。例えば、歩幅を広くしようとして、勢いつけて1歩目を踏み出して、腰がゴキッとなるとかです。

歩き方は既に身に付いているものでいいのです。無理に変えようとしなくても、身体が整ってくれば、歩き方も正しくなっていくはずです。普段通りに、少し早めに着きたいという気持ちで、歩いてみてください。

ちなみに、「手押し車がないと歩けないし…。」としょんぼりする方もいますが、手押し車を押しながらの歩きでも、手すりを持っての歩行でも、全然OKです。

早めに着きたいという気持ちで歩くだけなので、実際の歩行速度は、ゆっくりでも構いません。

歩くことで、しっかり身体は機能していきます。