おはようございます!あるくべきのふみです!
朝晩は冷えてきましたが、歩くには悪くない気候です。さらに寒くならないうちに歩く貯金を貯めましょう♪
さて、骨盤の近くにある股関節は、その影響もうけやすく、球関節なので少し治りにくい関節です。
そして、股関節は捻挫や打撲をしやすい他、はっきりした理由が無いのに鈍痛・違和感を出しやすい関節です。
原因の多くは、日常生活やスポーツでの悪い立ち姿勢・間違った歩行・走り方と言われます。
病院では、『股関節炎』や『変形性股関節症』と診断され、加齢・体重増加が原因と説明されることが多いです。治療としては、負担の軽減・生活改善の指導・注射・痛み止め・シップ等が一般的です。重症の場合人工関節への置換手術が行われる事もあります。
高齢者・変形の強い方は画像で異常を確認できますが、レントゲン・MRI等の画像に写らない症例がたくさんあります。
骨盤の近くにある股関節は、骨盤のズレにも大きく関わりがあります。どっちが先にズレているのかは、ニワトリが先かタマゴが先かのように判別は難しいのですが、互いに影響されることは確かです。骨盤が股関節に影響されているとも言えるし、その逆も言えるわけです。
股関節のバランス異常だけではありませんが、関節のズレは、大元である骨盤(仙腸関節)のズレを治してから、各部位を治す必要があります。
股関節の異常も、骨盤を治してから、『関節面圧』で調整すると大きな改善が見られます。股関節のバランス異常は、たまに大腿部やふくらはぎの痛みなどに関係する事もあり、結果的にそれらの症状が軽減することもあります。
私は、股関節のズレに関して、自分で治していくにはどうすれば良いか、先生に聞いたことがありますが、答えは…
「歩く」
でした。結局そういうことなのです。手技でも治せますが、自力であれば、歩くしかないのです。変にストレッチしても逆効果だそうです。とっておきの何かがあればいいなぁと思ったのですが、日々歩くしかないに至るのです。
股関節痛の原因は、寝がえり・寝ている姿勢が関係する場合が多く、就寝時の姿勢を変えていくと改善が早まります。また、過剰につま先を内向きにする『内股歩き』は、股関節に負担がかかります。
日常生活を変えていくだけで、身体は変わります。良い方にも悪い方にもです。しっかり歩いて関節のズレを改善していきましょう!