台風の影響でしょうか、はっきりしないお天気です。
朝方、素敵な夢を見ていました。
小高い丘の上でジャケット姿の坂本龍一さんが歌っています
それを私が建物の窓から眺めてます。
顔がはっきりと見えるくらいの近さです。
丘の高さと窓の高さが同じという不思議な情景です。
曲名は分かりませんが聞き覚えのあるメロディです。
「ああ、坂本龍一は、娘が大好きだったなぁ」 と、思いながら聴いています。
娘は坂本龍一氏を教授と呼んで大ファンでした。
ポスター、レコード、CD、著書などが娘の部屋にたくさん置いたままになっています
うっとりと聴き入っていると、突然、チャイムの音。
目が覚めました。
時計を見ると8時半。
昨夜、寝たのは2時過ぎ。また、寝坊してしまいました。
チャイムは鳴り続けています。
モニターを見るとあの、お上品な奥様です。
急いでセーターを着て、洗面所に走り 顔をザブザブ
髪を手で撫でつけながら、玄関のドアを開けました。
あのお上品な奥様がにこやかな笑顔で立っておいででした。
「すみません、お待たせして、手が離せませんでしたので・・・」 と、苦しい私
「早くから申し訳ございません。昨日はありがとうございました」
昨日、柿もぎをして時、奥様が通りかかられたので、少し持って行って頂きました。
「お赤飯を作りましたのでどうぞ、お召し上がってくださいませ」
「とんでもございません。先だっても、たくさん頂いたばかりですのに」
「今朝、六時起きでたくさん作りましたのよ。友だちにも届けようと思っていますの」
「まあ、すみません。頂戴いたします。夫が好きで、よく、○○で買ってきますのよ」
「ご主人がお好きなのですか。それはようございました」
頂いたお赤飯は食べきれないほどたくさんありました。
お返しに、又、柿を差し上げたのでした。