
























娘の部屋に遺された品々の中に装飾品らしいがブローチでもない
金属製の不思議な飾り物があった。
ピンが付いていないからブローチではないのは確かだ。
海外旅行でよくアンティークのブローチを買ってきた娘。
さて、これは何?
2個で1対。

裏を返して小さな丸い付属部分をいじっていたらパカッと口が開いた。
はてさて、これは何?
わからぬまま、そのままにしていた。
或る時、外国映画を観ていたら、女性が同じような飾りをスーツの襟元に付けていた。
それを見て閃いた

ボタンカバーに違いなと。
試しにブラウスのボタンに取り付けてみた。
取り付けられるボタンの大きさはワイシャツのボタンのサイズだ。
ブローチのように素敵だ。
その日以来、私は愛用している。
正式名はボタンカバーカフスというらしい。
カフスボタンと同じだ。

娘が私に遺してくれた大切な贈り物だ。

ビオラ 蝶々が舞っているようですね ぼやけて残念!

孔雀サボテンが花盛り