遊びをせんとや

人生総決算!のつもりで過去・現在のことなどを書きます
といっても肩肘はらずに 楽しく面白く書きたいと思います

60歳でデビュー~土屋光逸

2023年03月07日 | 絵画

 

土屋光逸~60歳を過ぎてのデビュー作の一つ「日比谷の月」

土屋光逸は静岡県生まれの版画家。1870年(明治3年) 生- 1949年(昭和24年)没。

絵が描きたくて14歳の時に上京、16歳の時に小林清親のもとに入門した、

小林家の家族同様に扱ってもらい、彼も長年に渡って小林家に尽くした。

30歳で日本舞踊家の姉と結婚したが、病気で妻は逝去、

小林夫人や清親も亡くなり、再婚した妻も子供を産んですぐ亡くなった。

関東大震災の被害にも見舞われ、長い間、版画を作る状態ではなかった。

しかし、亡き小林清親の回顧展を手伝ったことがきっかけで、

60歳の頃に新版画家としてデビューし、注目を集めた。

 

前置きが長くなったが、土屋光逸の作品スライドショーを!

師匠の小林清親創案の「光線画」を継承した功労者だと思う。

時間はおよそ2分24秒、ゆっくりとお楽しみを!

[Rosey]