私が明治や大正時代の版画や絵画探しに夢中になったきっかけがこの版画「鹿鳴館」など。
ネットでこの版画の画像を見て、何とレトロでモダンな版画だろう!
とブログで版画家井上安治の3作品を取り上げた。
そして彼の師匠にあたる光線画の小林清親の「両国花火の図」にも度肝を抜かれた。
それが2月半ばのこと。それから版画家・画家や作品探しが始まった。
井上安治、ラグーザ玉、吉田博(3度)、神坂雪佳(3度)、川瀬巴水(2度)、小林清親、
川西英、小泉癸巳男(2度)、杉浦非水(2度)、和田英作、高畠華宵、小村 雪岱、
土屋光逸、竹久夢二、川合玉堂、浅井忠(2度)、中村不折、織田一磨(2度)。
これまでに18名(延べ27人)・・・ほぼひと月半の間にこれだけ訪ね歩いたわけだ、ネット上だけど。
探せば探すほど興味ある人や作品に限りは無い。
それはともかく、井上安治の版画が3枚だけでは物足りない。
26歳で早逝した彼だが、東京名所絵など多くの作品がある。
たぶん優に100作品を超えるだろう。
いくらスライドショー作りに熟達したとはいえね、思案投げ首の状態なのである。
何か面白いことができないだろうか・・・。
東京名所絵には橋が多く出てくるが、現在の橋の名と違っていることも多い。
新大橋とか今戸橋とか万代橋とか言われてもね・・・。
それで、かつて思案橋探しをしたことを想い出した。
それには地図が必要だ。明治、東京、地図のキーワードでGoogle検索。
一発必中、国土地理院作成の明治東京全図というのがあった。(明治9年)
上行の「明治東京全図」をクリックすると、別タブでこの地図が見られる。
これが面白くて半日ほど遊んでしまった。
そのため井上安治のスライドショーを作る時間が無くなってしまった。
いや、待てよ、この地図をガイドにして何か新しいことができないか?
というわけで、今日はこれまで。
できれば明日までに思いつきたい・・・のだが。
何もないのも寂しいので、リラックス・ビデオでもどうぞ。
[Rosey]