Roseyはフォーク歌手の小椋佳のデビュー当初からのファンだった。
彼女が気に入っていた彼の曲は多いが、ベスト3を選んでみた。
最初は「しおさいの詩(うた)」。
歌詞を調べていて分かったのだが、奇しくもこれが彼のデビュー曲だった。
1971年というから50年以上も昔のことだ。
歌詞カードを1枚に纏めるのは、詩の全体を把握したかったからだ。
木を見て森を見ず、の喩えがあるように、部分と全体、どちらも観る必要がある。
音楽の場合は、それに聴覚が絡む。
歌詞カードを1枚に纏めると、視覚と聴覚のバランスが良いと感じるのだ。
なんて、理屈っぽく考えて音楽を聴いているわけじゃないけれど。
次は第2位の曲「さらば青春」。1990年だから割と新しい。
某社のCMソングだとは知らずに聴いていた。
でも、歌詞のどこにもCMソングらしいものが見当たらない。
某社ってもう過ぎ去った栄華を想うだけなのかね~。
彼女のベストOneは「大いなる旅路」。
これがテレビ・ドラマの主題歌だったことを初めて知った。
作曲は小椋佳自身ではなく、渡辺岳夫という人だったことも。
調べたら、テレビドラマやアニメの世界では有名な作曲家らしい。
経済学部を出てから、音楽をやりたくてパリの音楽院でクラシックを学んだという。
そう思って聴いたせいか、メロディーラインにクラシック音楽の香りがする。
Roseyも、その辺りを感じたていたのか、Night musicの最後はいつもこの曲だった。
詩では、♪夕日 空をこがし 心に沈んだ のフレーズを特に気に入っていた。
[Rosey]