都会野趣「屋台店」
リトグラフという言葉は知っていた。
が、日本語にすると石版画だということを知らなかった。
まして、明治の頃に日本人がリトグラフをやっていたとは・・・。
織田一磨も外国の石版画技師に習ったそうだ。
でも、木版画を彫るのは分かるが、石を彫って版画にできるわけ?
俄か勉強、美術学校のリトグラフ制作をYoutubeで観た。
別に石を彫るわけじゃないのだ。
平たい石にインクを盛り上げ、そこへ紙を押し当てるようだ。
工程が多く、うわ~っタイヘンッ!
作業そのものはやっぱり技師の仕事なのだろう。
とはいえ絵心が無ければアート作品はできない。
織田の石版画には情緒があり、しかも生活感が感じられ、そこがいい。
多色刷りは技術的にもタイヘンなんだと思う。
モノトーンに1色か2色、その色合いがまた素晴らしい。
スライドが40枚にもなってこれまでの最多記録になった。
尚、用いた作品画像は、国立国会図書館「NDLイメージバンク」、
ウィキメディア・コモンズから転載した。
時間は6分31秒。新宿など今の風景と比べるのも一興。お楽しみを!
[Rosey]