遊びをせんとや

人生総決算!のつもりで過去・現在のことなどを書きます
といっても肩肘はらずに 楽しく面白く書きたいと思います

詩人あの人この人~その2「佐藤春夫+谷崎純一郎」#4

2023年08月07日 | 読書


昨日と同じ相関図を載せる。


1923(大正12) 関東大震災発生  
 谷崎の横浜の家が類焼、谷崎は京都・兵庫を転々、翌年神戸に居を構える

1927(昭和2) 芥川龍之介が自殺する(谷崎の誕生日)
 谷崎は根津松子※と知り合う 
 ※松子は大阪の根津商店(綿布問屋、貿易商)店主の根津清太郎夫人 
  1923年に結婚し、二人の子(清治と恵美子)をもうけた 

1930(昭和5)  細君譲渡事件 
 谷崎は千代と離婚、春夫は千代と結婚、翌年に方哉が生まれる

1931(昭和6)
 谷崎は古川丁未子と結婚 谷崎45歳、丁未子20歳 

 谷崎と二番目の妻古川丁未子(とみこ)


1932年(昭和7) 
 神戸内で転居、隣家に根津松子一家が住み、松子との不倫が始まる

1933(昭和8) 
 谷崎、早くも丁未子と別居し、翌年離婚する。
 彼に愛人(根津松子)がいたことが丁未子に影響を与えたらしい
 この時期の作品に『猫と庄造と二人のおんな』がある(青空文庫)

1935(昭和10)
 根津商店が倒産し清太郎と松子が離婚、谷崎は森田松子と結婚する
 谷崎50歳、松子30歳

三番目の妻 森田松子

松子を最後に谷崎の愛人遍歴趣味?、癖?は漸く止むことになる

晩年の佐藤春夫、谷崎潤一郎のことは次回に回すことにして今日はここまで

それでは明日またお会いしましょう。

[Roasy]

最新の画像もっと見る

コメントを投稿