遊びをせんとや

人生総決算!のつもりで過去・現在のことなどを書きます
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さよなら広辞苑第2販

2023年01月13日 | 言葉

 

近いうちにお世話になった広辞苑第2販を処分しようと思います

以後 必要な時はネットの広辞苑にお世話になるつもりです

だから さよなら広辞苑第2販として 記憶に残った言葉をもう一つ

 

半世紀以上昔のことですが Roseyと私は都某区に婚姻届けを提出

その時 別に深い考えもなく 広辞苑で「婚姻」を引きました

そこに刺激的な言葉が書かれていたのは覚えています

 

でも内容は忘れていたので 昨日 広辞苑第2販を開いてみました

~婚姻:結婚すること。夫婦となること。

一対の男女の継続的な性的結合を基礎とした社会的経済的結合で

その間に生まれた子供が嫡出子として認められる関係

民法上は、戸籍法に従って届け出た場合に成立する~

 

刺激的な言葉というのは 上の下線を引いた部分だったのです

「一対の男女の継続的な性的結合を基礎 なんて言い回し凄くない?」

「そうね 言語学者がアタマで色々と考えた って感じがするわ」

そんなRoseyとの会話まで想像してしまいました

 

でも 時代が時代ですから それほど社会通念から外れていなかったのかも

ついでに ネットで最新の広辞苑7版の「婚姻」調べてみました

そしたら 前記2販の~から~までの文章と一字一句違いがありませんでした

 

セックスレスとかLGBTとかの時代 それは無いんじゃないの?

でも 改版の都度 内容をリファインしていったら

時代を反映する言葉は残らないことになるし・・・

 

それと 昔から感じていたことですが

辞書の中の言葉は 結局は他の言葉で説明するしかない

だから言葉の意味は 辞書も語ることができない

 

たとえば「リンゴ」の言葉を聴いて 私が思い出すことは唯ひとつ

Roseyの実家から送られてきた大きなリンゴ

寝坊した朝 それを一個手に持って齧りながら 

10分程の駅まで早足で向かいました

 

そういう現実と結びついているところに「意味」は生まれる

わたしはそんなふうに「言葉」の「意味」を捉えています

 

さよなら広辞苑第2販らしくない結末になりました

世の中は澄むと濁るで大違い さよなら広辞苑 さよなら甲子園・・・

元は 上の句は上と同じ 下句は「刷毛に毛があり ハゲに毛が無し」

こうした狂歌も 若ハゲだった行商の魚屋さんと繋がっています

会えなくなって2年近くになりますが お元気でしょうか・・・

 

今日のビデオ

継続的な性的結合のビデオ どうすればいいのでしょう?

[Rosey]


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