遊びをせんとや

人生総決算!のつもりで過去・現在のことなどを書きます
といっても肩肘はらずに 楽しく面白く書きたいと思います

「論語」で遊ぶなっ!

2023年02月09日 | 言葉

海と空

昨日また「うみみう あににあ」の亡霊?が蘇って来た。

漢字を習った後に同じ質問のテストがあったらどう答えただろうか?

そんな想定問題に捉われてしまったのだ。

かな文字と違って漢字は簡単にはひっくり返せない。でも、やってみた。

 

の反対の言葉は何か? 答えは か どれかだろう。

私のテツガクからいうと最後の上下逆さまが正解である。

その時、急に閃いたのだ。「海」の反対は「空」ではないか!

今まで水平でものごとを考えていて、垂直では考えていなかった。

でも、すでに先人がいた。真言宗開祖の空海(弘法大師)である。

空見たことか・・・ほんの言葉遊びですから、ヒラにご容赦を!

ここまで来ると、持って生まれた性癖としか考えられない。

 

話はいきなり「論語」に飛ぶ。

今でも漢文などを学校で教えているのだろうか?

私らの時代は高校生の時に習った。先生の顔も名前もまったく思い出せないが。

論語の断片だけは少し記憶に残っている。あとは級友と悪ふざけした事だけ。

 

私が育った所は、ヒとシの区別がつきにくい。

だから 「子のたまわく」は「 火の玉ひのたまわく」になる。

火の玉わく「少年老いやすくガクガクになり易し。一寸の陰茎軽く見てはいけない」

 

火の玉わく「少年十五にして学に心を閉ざす。三十にして立たず。

四十にして窓を壊す。五十にして天ぷらの味を知る。六十にして耳聞こえず。

七十にして心の欲する所に従い海苔を食べず。」

 

これが先生の耳にも聞こえたらしいのだ。

「こらっ! 論語で遊ぶなっ!」と怒鳴られ、白墨(チョーク)をぶつけられた。

それでも顔を思い出せない。(まさか女の先生じゃないよね)

 

最後に真面目な文を一つ。

のたまわく 「巧言令色 こうげんれいしょく すくなじん 」

孔子先生は言った。「口が達者で見かけを飾るヤツは人への<愛>が足りないのだ」

古今東西、言葉こそ違っても偉人はみんな同じことを言っている。

それが  「common sense」ということなんだと思う。

 

20年ほど前、孔子が祀られている昌平黌の傍らをよく通った。

そのたび、(遊びのネタにしてスミマセン)と心の中で謝った。

なのに今また遊んでどうする? <遊びをせんとや>で生まれてきたからネェ・・・。

 

今日のビデオ

中国に論語のビデオあるかな? 

「自分で探せば・・・もうメンドくさいのはイヤッ!」

[Rosey]


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