真夜中のカップらーめん

作家・政治史研究家、瀧澤中の雑感、新刊情報など。

高校無償か?

2010-03-04 00:45:50 | Weblog
間もなく、国と地方の借金が1000兆円の大台に乗る。
借金だらけなのに、
「生活が第一!」と金を配る政府。

公約の「公務員人件費2割カット」はその匂いもしないのに、
配る方はせっせと気前が良い。

でも、本当に生活を安定させたいなら、
本当に仕事をふやしたいのなら、
本当に老後を安心して暮らせるようにしたいのなら、
経済の活性化した日本の将来像を明確に示すべきだ。
もっと簡単に言えば、「どうやって食っていくのか」を
私たちは知りたいのだ。

バラマキの結果、金は無くなるから、
世界でまれにみる高い法人税は下がらず、
金持ちから奪い取るように相続税や所得税を上げるのだろう。
そうして多くの企業や金持ちは海外に出て、結局税収は下がる。

それだけならまだしも、
すでに話が出ているように、消費税の増税をにおわせている。
消費税の増税は、中小企業や低所得者に対しても痛手となる。

それでも、借金しても、大赤字でも、
政府は子ども手当、高校無償化を進める。
その金は間違いなく、高い利子をつけて
当の子どもたちがいずれ払わされるというのに。
大した「友愛」精神だ。

両親がピンピンして、普通に働いている家庭になぜ「子ども手当」が必要なのか。

事故や病気で親を失った遺児や、家で介護を余儀なくされている家庭、
身障者の子どもを持った親、こういう人たちこそが、
国が救うべき家庭ではないのか。

医療、税制、福祉、経済、
こういうものの根本的な改革をしないで金ばかり配るのは、
政府が無能だからだと、つい思ってしまう。

さて。
高校無償化が、議論される。
朝鮮学校を適用除外とするか否かでかまびすしいが、
その前に。

私立高校には一部補助して私立中学では一銭も支援しない謎や、
中卒で就職する人への不公平など、
バラマキにつきものの不平等をどう説明するのか。
私は一度も、納得のいく説明を聞いたことがない。

そもそも高校無償化が必要なのかどうか、
そこから議論が必要だと感じているのは、私だけではあるまい。

高校は、本当に無償でいいのか。
とりあえず、高校無償化を強く推す鳩山由紀夫家と小沢一郎家の財産を
すべて国に寄付をしてもらい、そこから議論を始めよう。
税金だと平気で無駄遣いするが、自分の財産ならどうか。
政府代表と与党幹部の覚悟を見せてもらおう。

もしお金が足りなければ、きっとやさしいお母さんが、
知らない間にまた振り込んでくれるから、心配いらないですよ、総理。
一応、振り込んでくれるのかどうか、弁護士を通じてお母さんに確認しておいてはいかがでしょう。
第三者を通した方が、確実ですから。