工場の環境や機械に慣れた頃、ベテラン職人さんが、海外の木工の本をたくさん貸してくれました。
どれもこれもオシャレでカッコイイ。
勉強を兼ねて、本に載っていた作品を真似して作ってみました。
かわいい
引き出しを引くとフタが開く
この頃は、調子に乗っていろいろ作っていました。
拭き漆も楽しくて、いくつかの作品に漆を塗りました。
手袋をしていたので全くかぶれることがなく、
そのうち、だんだん手袋をする時間が減り、
手洗いも不十分になり、
それでもかぶれないので、
どうやら自分はかぶれない体質のようだと錯覚してしまい、
ついに、完全に素手でやってしまいました。
でも、かぶれない。
手洗いは、有機溶剤でふき取るのはもうやめて、ただの石鹸だけ。
でも、平気。
そう思っていたら、1週間後、とんでもないことになりました。
お見苦しいので閲覧注意ですよ^^。
かゆーーーーーーい
死ぬほどかゆい
両手です。
かゆくて眠れなくて、気が狂いそうでした。
しかも、手洗いが不十分だったせいで、直接手で触ったところはほとんど、かぶれまくりました。
特に柔らかいところ。
脇腹とか。
トイレに行ったとき、ズボンの上げ下げで親指が脇腹に当たるんですよね。
耳もかぶれました。
ピアスを付けたときに触ったんでしょうね。
日に日に酷くなって、しかも、医者でもらった薬が合わなくて、ますます悪化して、かぶれに気づいてから3~4日目くらいがピークでした。
別の薬に変えてようやく改善の兆しが。
顔は、ほっぺたが少しかゆくなりましたが、大事には至らずホッとしました。
面の皮が厚いってことでしょうか。
Y君が漆の講習の翌日にはかぶれていたので、まさか、潜伏期間があるとは思ってもみなかったです。
人それぞれなんでしょうね。
まさか、1週間も経ってから・・・
調子に乗りすぎました。
それからは、漆を触るときには必ず手袋してます。