
(添付写真と今回の記事とは直接の関係はありません)
ここ何回かにわたり、学校での脊柱検診について取り上げてきました。調べれば
調べるほどに様々な視点から考えるべき問題点が見えてきます。
今回ここにご紹介するのは、以前にも紹介したことのあるYomiuri医療ルネサンス
からの引用です。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/renai/20060216ik01.htm
一部引用させていただきます:
聖隷佐倉市民病院(千葉県佐倉市)副院長、南昌平先生
側わん症は、体操などでは治療効果が得られないとされ、装具治療が手術を避ける
唯一の防波堤となる。
「わん曲を小さく抑えるには、25度を超えて悪化しそうなら、できるだけ早く
装具を着用するのが望ましい」と話す。そうすれば、7割以上の確率で進行を食い
止められる。
-----------------------------------------------------------------------
(august03より)
側彎症専門医師の経験からは、そくわん症による脊柱変形を早期に発見し、リスク
の高いこどもで悪化が予想できるときは、早めに装具療法を開始する。という治療
を実施することでカーブ抑制ができる、と説明されているわけです。
これは先にご紹介した米国医学会の説明と通じるものであり、現場で側彎症患者さん
を治療している先生がたのまごうことなき実感だと思います。
ゆえに、早期発見のためのシステムとしての「学校における児童生徒への脊柱検査」
の意義も高いと思うのですが、現実にはそれが机上の空論的様相を呈しているのが
見えてきました。
幾つかの情報をとりあげて考えていくに従い、この問題は根が深いと同時に、
ひとつだけの立場で取り上げてはいけない、という思いを抱いています。
複眼的に様々な立場からの情報や意見を調べて、それをこのStep by stepをご覧の
皆さんに提示することが大切であろうと考えています。
そのひとつとして、あえて米国における対立する意見のあることも紹介させていた
だきました。国内ではそういう対立構図は見えませんが、別な意味での対立する姿
もあるように思えます。ここしばらくは、この脊柱検診についての問題をとりあげる
記事ばかりが続くことになりますので、あらかじめご了承願います。
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ブログ内の関連記事は、カテゴリーから「モアレ検診」をご覧ください
ここ何回かにわたり、学校での脊柱検診について取り上げてきました。調べれば
調べるほどに様々な視点から考えるべき問題点が見えてきます。
今回ここにご紹介するのは、以前にも紹介したことのあるYomiuri医療ルネサンス
からの引用です。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/renai/20060216ik01.htm
一部引用させていただきます:
聖隷佐倉市民病院(千葉県佐倉市)副院長、南昌平先生
側わん症は、体操などでは治療効果が得られないとされ、装具治療が手術を避ける
唯一の防波堤となる。
「わん曲を小さく抑えるには、25度を超えて悪化しそうなら、できるだけ早く
装具を着用するのが望ましい」と話す。そうすれば、7割以上の確率で進行を食い
止められる。
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(august03より)
側彎症専門医師の経験からは、そくわん症による脊柱変形を早期に発見し、リスク
の高いこどもで悪化が予想できるときは、早めに装具療法を開始する。という治療
を実施することでカーブ抑制ができる、と説明されているわけです。
これは先にご紹介した米国医学会の説明と通じるものであり、現場で側彎症患者さん
を治療している先生がたのまごうことなき実感だと思います。
ゆえに、早期発見のためのシステムとしての「学校における児童生徒への脊柱検査」
の意義も高いと思うのですが、現実にはそれが机上の空論的様相を呈しているのが
見えてきました。
幾つかの情報をとりあげて考えていくに従い、この問題は根が深いと同時に、
ひとつだけの立場で取り上げてはいけない、という思いを抱いています。
複眼的に様々な立場からの情報や意見を調べて、それをこのStep by stepをご覧の
皆さんに提示することが大切であろうと考えています。
そのひとつとして、あえて米国における対立する意見のあることも紹介させていた
だきました。国内ではそういう対立構図は見えませんが、別な意味での対立する姿
もあるように思えます。ここしばらくは、この脊柱検診についての問題をとりあげる
記事ばかりが続くことになりますので、あらかじめご了承願います。
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