2012年8月30日経済新聞
大衆薬副作用で24人死亡
■厚労省
風邪薬などの一般用医薬品(大衆薬)の副作用による死亡報告が、昨年度までの5年間で24人に上ったことが29日、厚生労働省のまとめで分かった。
主な副作用は皮膚障害や肝障害、間質性肺炎など。
副作用報告は医薬品との因果関係が不明な場合もあるという。
同省は「一般用医薬品でもごくまれに重篤な副作用が起こる。自覚症状に気付いたら医療機関を受診してほしい」としている。
☆メモ
経済新聞に小さく掲載されていた記事です。
この記事を読んで思う事は、人それぞれだと思いますが、私は大衆薬で亡くなった方が5年で24人という正式発表は多いと思いました。大衆薬での軽度の副作用~重篤症状を発症した方は一体どれくらいの数に上るのでしょうか。
過去に私の姉が風邪のような症状で大衆薬を飲んでいたけれど、悪化するばかりで治らないので病院に行ったところ市販薬の影響で肝炎になっていた事を指摘されたそうです。
医師には、体質的にアスピリン系の薬は飲まないように指導されたとの事です。
なお、症状は単なる風邪ではなく、溶連菌感染によるものだったそうです。
この記事のように死に至る場合は稀かもしれませんが、重篤な副作用ではないにしても、一般薬による副作用を発症している方は相当数に上るのかもしれません。
薬は、毒です。
毒物であるからこそ、薬としての効果があるのです。
私の母の友人の息子さんは某大手の製薬会社の重役さんですが、その方は、薬は毒だから3日飲んで効かなかったら飲まないように、と言っているそうです。
大衆薬で対処し3日経っても良くならないなら病院へ行くようにするなど、自分なりに対処方法を変更する時の基準を取決めておくと良いかもしれません。
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