治る力、癒しの旅

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~私が感銘・共感できる代替医療の備忘録~

感染症の発熱~クローン・抗体生産(タンパク質合成)は温度依存性~

2012-09-18 16:40:33 |  ・安保徹理論(自律神経免疫療法)

感染症にかかった時の免疫反応には2種類あります。

傷口が化膿したり細菌が入ってきたときは、異物を食べるマクロファージや顆粒球がすぐ反応しますので、潜伏期間はありません。

一方、細菌より小さいウイルス、ハウスダスト、異種タンパクなどが侵入した場合、リンパ球の出番となります。

リンパ球はマクロファージや顆粒球の様に異物を貪食する種類とは違い、抗体や自らが異物にくっつく方法で戦います。そのため、抗体を作ったり自らのクローンを沢山作ってから攻撃を始めるため、一定の期間が置かれます。

(*擬人化すると、マクロファージや顆粒球は猪突猛進型。リンパ球は、知能型といった感じでしょうか)

これが、潜伏期間といわれる期間です。

病気の罹り始めの潜伏期間の間は、寒気やだるさを感じます。

そして、まだ本格的に戦っていない潜伏期間を置いて、自己複製のクローンのリンパ球や抗体が増えたら異物を攻撃して炎症が始まります。

この時、発熱に関与するプロスタグランジンやインターロイキンの働きによって、痛みや熱がでてきます。


発熱とは、代謝亢進です。


なぜ、代謝亢進がおこるかというと、ウイルスと戦う為のクローンや抗体を生産するためです。

クローンも抗体もタンパク質でできています。

タンパク質の合成は、温度依存性であるために、代謝亢進によって上昇するので、発熱が必要なのです。

つまり、発熱があるから(代謝亢進)、タンパク質の合成(抗体・クローンの複製の生産)が上昇するのです。

もっと簡単に言うと、タンパク質のリンパ球が分裂する際の動力は熱のエネルギーですから、発熱が必要不可欠だという事です。

私達の身体は、熱のエネルギーをリンパ球の分裂の為に消費しながら、クローンや抗体を増やしていくのです。



リンパ球は、この様な免疫反応を起こして戦うので、薬で代謝(熱)を止めれば治るのが遅れてしまいます。

WHOの統計では、このような免疫反応が起こる風邪の場合では、ひいてから治るまでにかかる日数は、平均的に2.5日です。

しかし、風邪薬を飲んだときは、4日まで延びるという報告があります。

ゆえに、薬で代謝を止めなかった場合、風邪をひいて治るのには、潜伏期間が3~4日、治るのに2~3日、トータルで5~7日で戦いは終わります。

薬で代謝を止めた場合は、治るまでに7~9日かかる事になります。

「風邪をひいたら暖かくして寝てなさい」といいますが、それが基本なのです。

 

 

 

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自然体の幸せ地球人『フェリスライフコーチ』&

『ホリスティックヘルスプロデューサー』井元希です

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