双極性障害と歩む

主婦として、母として、の毎日を、つづっています。

「 お母さん。。。ちょっと呼んでみただけ。。。」

2016-09-20 06:53:23 | 双極性障害とともに。

 昨日は、‘ 敬老の日 ’。


 ここ数年で、父母を 続くように亡くしました。

 まさか この年齢で 父母ともに亡くすなんて 思ってもいないことでした。

 
 深い事情があり、夫の肉親とは音信不通。

 
 娘にとっての ‘ おじいちゃん ’ ‘ おばあちゃん ’ が いなくなっています。



 癌を患っていた母を 在宅でケアーすることに決めた私。

 勿論、夫の理解、協力があって出来たことです。

 まだ 小学生だった娘も よくよく協力、お手伝いをしてくれました。



 一か月ごとに覚悟をするように、と主治医から言われていましたが、

 気がつけば、4年 一緒に暮らすことが出来ました。


 その間、、母の病をすっかり忘れて、母子喧嘩をしたこともありました。


 
 父は、人工透析を要し、また 認知症を患っており、

 私宅で暮らすことは 不可能でした。
 
 

 
 普段通りの私たちの暮らしの中での 母のケアーでした。

 たくさん笑いました。

 たくさん美味しいものを食べました。

 たくさんお出かけも。

 
 そんな暮らしが 4年につながったって 思います。



 たくさん共に笑い合ってきた 母と私。


 最期の笑いは、母の命の ろうそくが 消えそうな、そんな時。

 「 お母さん、大丈夫だよ。

   後、50年もしたら、私も ( 天国へ ) 行くからね。」 の私に

 ニンマリとした母。

 「 このタイミングで 笑う? 」 と私も ニンマリ。

 
 
 ‘ 敬老の日 ’ の思い出も たくさんです。

  病を患う前、父母揃ってのものも、たくさん。



  数々のエピソードを 家族で笑いあうことも 少なくありません。

   そして、ふと涙する私も。


  昨日は布団の中、「 おかあさん、おかあさん。」 と声を出して呼んでいました。

  無意識で・・・。 明るい声で。。。

  で、その後、「 呼んでみただけ。」とも。


  
  <人は二度死ぬ。 一度は肉体を。もう一度は 人から忘れられた時。> の言葉があります。


  父母、そして 祖父母は、私、私の家族の中で

  しっかりと 生き続けてくれています。



  


  夫が プレゼントしてくれたもの。

  本当に良い香り。。。のハンドクリーム。

  もったいない、、、と なかなか使わず。

 「 意味ないよ。」と言われています。 (^^ゞ


  母にも、いろいろとおしゃれなものを プレゼントしてくれた夫です。。。


そうだぁぁぁぁ!!!! 最大のプレゼントは、ワンコだぁぁぁぁ!!!!!