双極性障害と歩む

主婦として、母として、の毎日を、つづっています。

三つの季節を越せたなんて 夢みたい。。。

2016-09-24 10:30:19 | 双極性障害とともに。

 ブログを始めて、310日を超えました。

 冬、春、夏と みっつの季節を超えたことに なります。


 
 昨日の診察。

 いつものように、微笑みながら 丁寧にお話下さる主治医の先生。


 「 前回の受診から、いかがでしたか? 」に 

 「 落ち着いていたと思います。」と私。


 「ただ、少しの調子の変化を 

すぐに ‘ これって鬱 ?’ ‘ これって軽躁? ’と 病気と 結びつけてしまって。」との私に、

 「 病気を長く患ってられる方は、そのように 敏感になる傾向が ありますからね。」 との先生の言葉。


 そして、「 ただ‘ 大きな鬱 ’の前兆には 気をつけないと。」と。

 「 でも、先生。その見極めが出来ないんです。(笑)」

 先生も笑われて、「 まずは、睡眠の状態ですよね。」と。



 この先生に変わって 診てもらうようになって、1年と10ケ月。

 
 それまでの私の状態といえば、一年に4、5回、まるで 四季折々のように、

 布団から出られない、そんな重たくて、苦しい 鬱状態が、

 10年以上も続いていました。

 
 日記に、不調で寝込んでいる日を書きとめてきたのですが、

 一年の半分近くは、布団の中といっても 過言では ありませんでした。

 
 夫の並々ならぬ理解と援助で なんとか やってこれた そんな状態でした。

 娘も、学校の行事他行くことが出来なくても、「 大丈夫。」と 言ってくれていました。


 私の人生は、こうやって、一年の半分は布団の中。

 ずっと 通院して診てもらってきたのに、なぜ いっこうによくならないの???

 絶望の中の私でした。



 で、思い切って、今の主治医に変わることとなったのです。


 ‘ 双極性障害 ’の本格的な治療の始まりです。



 初診の際、今の主治医より、

 「 随分と波が大きいですね。

   せめて、< 寝込まない程度の鬱 > に、していきたいですね。」と言われ、

 「 < 寝込まない鬱 > 。。。 そんな状態に 私、なれるの???

   まるで 夢みたい~~~~。。。。」 と思ったことを 今でも しっかり覚えています。



 そして、今。

 調子の波はあるものの、

 何より、< 寝込む > ことなく、10か月、冬、春、夏 の三つの季節を過ごすことが出来ているのです。


 まだまだ 鬱状態になることは あっても、

 あの重たくて もがき苦しむ 布団の中での日々には至っていないのです。


 あの「 夢みたい~~~。。。 」 で、過ごしているのです。



 この三つの季節。

 このブログをともに 歩んできました。



 この感謝の気持ちを 主治医にお伝えすると、

 優しく笑いながら、「 いやいや、これからだからねぇ。」 と。


 この先生に出逢うことが出来て、本当に良かった。


 今にしたら、「 ふ~ん。こんな先生が おられるんだ。それも近くに。」といった出逢いでした。

 でも、しっかりと 「 この先生に かけてみたい! 」と願う思いの私でした。


 ‘ 縁 ’は、不思議なものです。

 そして 大切な ‘ 縁 ’ ほど、

 フワッと 優しく舞い降りてくれるように思えます。


 今まで生きてきた中、大切なものは、思いがけずに 優しくやってきてくれています。