ブログを始めて、310日を超えました。
冬、春、夏と みっつの季節を超えたことに なります。
昨日の診察。
いつものように、微笑みながら 丁寧にお話下さる主治医の先生。
「 前回の受診から、いかがでしたか? 」に
「 落ち着いていたと思います。」と私。
「ただ、少しの調子の変化を
すぐに ‘ これって鬱 ?’ ‘ これって軽躁? ’と 病気と 結びつけてしまって。」との私に、
「 病気を長く患ってられる方は、そのように 敏感になる傾向が ありますからね。」 との先生の言葉。
そして、「 ただ‘ 大きな鬱 ’の前兆には 気をつけないと。」と。
「 でも、先生。その見極めが出来ないんです。(笑)」
先生も笑われて、「 まずは、睡眠の状態ですよね。」と。
この先生に変わって 診てもらうようになって、1年と10ケ月。
それまでの私の状態といえば、一年に4、5回、まるで 四季折々のように、
布団から出られない、そんな重たくて、苦しい 鬱状態が、
10年以上も続いていました。
日記に、不調で寝込んでいる日を書きとめてきたのですが、
一年の半分近くは、布団の中といっても 過言では ありませんでした。
夫の並々ならぬ理解と援助で なんとか やってこれた そんな状態でした。
娘も、学校の行事他行くことが出来なくても、「 大丈夫。」と 言ってくれていました。
私の人生は、こうやって、一年の半分は布団の中。
ずっと 通院して診てもらってきたのに、なぜ いっこうによくならないの???
絶望の中の私でした。
で、思い切って、今の主治医に変わることとなったのです。
‘ 双極性障害 ’の本格的な治療の始まりです。
初診の際、今の主治医より、
「 随分と波が大きいですね。
せめて、< 寝込まない程度の鬱 > に、していきたいですね。」と言われ、
「 < 寝込まない鬱 > 。。。 そんな状態に 私、なれるの???
まるで 夢みたい~~~~。。。。」 と思ったことを 今でも しっかり覚えています。
そして、今。
調子の波はあるものの、
何より、< 寝込む > ことなく、10か月、冬、春、夏 の三つの季節を過ごすことが出来ているのです。
まだまだ 鬱状態になることは あっても、
あの重たくて もがき苦しむ 布団の中での日々には至っていないのです。
あの「 夢みたい~~~。。。 」 で、過ごしているのです。
この三つの季節。
このブログをともに 歩んできました。
この感謝の気持ちを 主治医にお伝えすると、
優しく笑いながら、「 いやいや、これからだからねぇ。」 と。
この先生に出逢うことが出来て、本当に良かった。
今にしたら、「 ふ~ん。こんな先生が おられるんだ。それも近くに。」といった出逢いでした。
でも、しっかりと 「 この先生に かけてみたい! 」と願う思いの私でした。
‘ 縁 ’は、不思議なものです。
そして 大切な ‘ 縁 ’ ほど、
フワッと 優しく舞い降りてくれるように思えます。
今まで生きてきた中、大切なものは、思いがけずに 優しくやってきてくれています。